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Synology DiskStation DS218j で DiXiM Media Server を試してみました。 [PCハード]

さて、せっかくNASを Synology の DiskStation DS218j に変更したので、今回NASの機種変更する動機の一つとなった「DiXiM Media Server」を試してみることにしました。TV番組の録画には nasne も使っているのですが、購入から4年とそろそろ故障の心配も必要になりそうな頃合いに差し掛かってきているので、残しておきたい番組データを移すのに使ってみたかったのです。

「DiXiM Media Server」はDigiOnが開発したDTCP-IP対応のメディアサーバーソフトウェアとのことで、DS218jを使ってホームネットワーク内で録画したTV番組などを共有することができるようになります。
利用できる機種の拡大予定はあるようですが、今のところDS218jにのみ対応しています。どちらかというとハードウェアエンコーダを搭載していてストリーミング再生時にトランスコードの出来る上位機種向きの機能じゃないかなとは思いますが・・・。


「DiXiM Media Server」のアプリはブラウザのDSM(DiskStation Manager)上で「パッケージセンター」→「マルチメディア」と進み、「サードパーティー」製ソフト一覧から購入することができます。
DMS-01.jpg
価格は米ドル建てのみで 8.5 ドル(現在の為替レートでカード会社の手数料込みでギリギリ1,000円にはならない程度)です。決済はクレジットカードかApple Payでできるようになっているのですが、私はここでちょっと嵌まってしまいました。
調べてみるとどうやらJCBカードを決済に使おうとした事が原因のようでした。使えるクレジットカードの種類が VISA、Master、AMEX となっていてJCBは対象カードに含まれていないようですね。これはApple Payに登録しているJCBも駄目でした。(VISAはデビットカードでも可能のようです。)
また、以前はPayPalでの決済も出来たようですが現在は支払い手段の選択肢に入っていないようです。
結局Apple Payに手持ちの別のMasterカードを追加登録して再び決済してみたところ、今度はiPad ProのSafari から指紋認証ですんなりと支払いを済ませることができました。

決済が終わればすぐにインストールすることができるので、DSMのメインメニューから「DiXiM Media Server」をクリックするとブラウザの別タブに「ようこそ」画面が表示されます。「サーバーの基本設定」画面はまあ触れば分かると思います。接続を許可/拒否する端末や配信するファイル形式などの設定画面です。

DMS-02.jpg
まずは「ダウンロード」画面にてDS218jにコンテンツを取り込みます。操作は移動元のメディアサーバー(今回はnasne)を選んだ後移動させたいコンテンツにチェックを入れてダウンロードボタンを押すだけと非常に簡単でした。
ただ、nasneの転送速度の問題もあるのかも知れませんが、約4.6GBのファイルを転送するのに30分弱とそれなりの時間はかかりるようです。一旦ダウンロードを始めてしまうと途中で中止しても元のファイルのコピー可能回数の残りは回復しないことには注意が必要です。



以下のリンクにわかりやすく書かれているので見ておかれるとよいかと思います。




移動させたコンテンツの再生にはDTCP-IP対応のプレーヤーが必要です。手持ちのDTCP-IP対応プレーヤーが少なくてあまりきちんとした検証は出来ていないのですが、とりあえずPC上では PC TV PlusPowerDVD 16 Ultra 、他には PlayStation 3 からは移した番組の視聴が出来ることは確認できました。また、iPad・iPhone用の再生アプリとしては評価はあまりよくないようなのですが、「 Media Link Player for DTV 」というアプリが少なくともうちの環境では利用できることを確認しました。1,080円と有料ですが、「Media Link Player for DTV Lite」という評価版があるので購入する前に使えるか確認することができます。(こちらの評価版は再生時間が一番組辺り60秒に制限されています。)

PlayStation 4 にもDLNA対応のメディアプレーヤーはあるのですが、まだDTCP-IPに対応しておらず残念ながら視聴出来ない模様です。PS4のメディアプレーヤーも対応フォーマットが追加されてFLACの再生が可能になったりProの方では4k動画の再生ができるようになるなど徐々に改善はされているものの、DTCP-IPにはいつになったら対応するのかはわかりません。DTCP-IPのライセンス料の支払いも実装のネックになっているのでしょうかね・・・。

まあnasneの番組をPS4で見たいというのならわざわざNASに移したのを見なくても無料で使えるPS4の「torne」を使えばいいだけなのですが、他のレコーダーを使っている場合はそうもいきませんしPS4のメディアプレーヤーがDTCP-IPに対応するのを待っている人は結構いるんじゃないかと思います。


DS218j用のDiXiM Media Serverを使う上で気をつけておかなくてはいけないのは、「DS218jからのムーブアウトの機能は搭載されていない」という点です。
このためDS218jに移した(ムーブさせた)録画データを更にBlu-rayレコーダなどに移動(送信)することはできないようです。所謂「コンテンツの墓場」という状態になってしまうのですが、RAID1ならある程度の冗長性は確保されるので古くなって故障の心配が要りそうな機器に入れておくのよりはましかなとは思います。(それでもNAS本体が壊れてしまえばどうしようもないわけですが・・・。)

それにしても著作権を守るためとは言えこの種のコンテンツ保護技術というのは利用者のことはあまり考えられてないなとしか思えませんな・・・。制限はややこしいし環境を整えるのも面倒なことこの上ないです。まあ少しずつ色々試してみようと思います。





※ 6/23 追記 ※

この記事を書いた時点でキャンペーン開始から既に半年近く経っていたので果たしてまだキャンペーンが続いているかどうか分からず記載を見送っていたのですが、DS218j専用の「DiXiM Media Server」購入者に、先着順で1000人まで1000円分のAmazonギフト券がプレゼントされるというキャッシュバックキャンペーンが行われています。間に合うかなと思いつつとりあえず申し込んでみたところまだキャンペーンは終了していなかったようで、6/15に申込をしてみたところ無事6/20にメールでギフト券が送られてきました。いつまでキャンペーンが行われているのか、あとどれくらいの数の余裕があるのか分かりませんので、DS218j用のDiXiM Media Serverの購入を考えている方は以下リンクを参考にお早めに!









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NAS を Synology DiskStation DS218j に入れ替えました。 [PCハード]

NAS(Network Attached Storage)は一旦導入してしまえば便利なことこの上ない装置です。今回HDDの交換を兼ねてNetgearのReadyNAS104からSynology DiskStation DS218jへ変更しました。HDDの増設だけなら今まで2ベイしか使っていなかったReadyNAS104に足しても良かったのですが最近性能不足を感じ始めていたので・・・。ただ、512MBとやや心許ないメモリの搭載量が気になってDS218 play(こちらは1TB)と悩んだのですが、少し安く買えるタイミングがあったので思わず飛びついてしまいました(笑)。QNAPも性能が良いのはわかっているのですがどうもあのデザインが気に入らないんですよね。

Synologyは2000年に設立されたネットワーク機器の展開を柱にしている台湾の会社で、NASの分野ではしっかりと御三家の一角を占めています。この4月には日本法人も設立され、最近では家庭用ルーター事業にもかなり力を入れているようです。

DS218j-1.jpgとてもシンプルなパッケージですが取っ手も付いているので電車などでも普通に持って帰れそうです。派手でもないですしね。
代理店はアスクさんのようです。ただ、米尼などと比較してみても特に日本での価格の上乗せがされているというようなわけでもないようですし、故障などがあった際に2年間の日本語でのサポートが得られるというのはやはり安心感がありますね。中には本当に簡単なペラペラの組み立てガイドしか入っていないので事前に下記のPDFマニュアルは落としておいた方がよいでしょう。


前面にスリットなどは無く、背面に92mm角の冷却ファンが一基搭載されていて両サイドのSynologyのロゴの部分から取り入れた外気を排出するようになっています。NAS本体は台湾製で、ACアダプターは中国製となっていました。背面のUSB端子は3.0でバックアップ用HDDなどを接続することができます。
DS218j-2.jpg

DS218j-3.jpgHDDは積み重ねてネジで固定するタイプで、ホットスワップには対応していません。搭載されている排気ファンは極一般的な3ピンタイプのコネクタが使われているので、故障した場合でも自分で容易に交換することはできそうです。
HDDの熱をすぐ後ろのファンで吸い出すようになっているのですが、HDD接続用のライザーカードが空気の流れを邪魔をしてしまうような感じになっているので、もう少し設計の工夫があっても良かったかなとは思いました。

下の写真はメイン基板です。サムネイルがちょっとボケてしまっているのでくっきりした画像を見てみたい方は写真をクリックしてみてください。メモリは512MBのSK hynixのチップが基板に直付けされており、残念ながら増設は不可能です。CPU自体は発熱が少ないのか特にヒートシンクなどは付けられていませんでした。
DS218j-4a.jpg

今回搭載するHDDは4TBのこちら。某所のテストでは故障率が断然低いとして評判のHGST製NAS用HDDの0S04005(HDN726040ALE614)です。同一ロットで揃えられている上に少し安くなっていた2個パックの方を購入してRAID1で使うことにしました。タイで今年の3月に製造されており、3年間の保証期間が付けられています。キャッシュ128MB、回転数7200rpmとNAS用HDDとしてはスペックが高いのでアクセス速度は期待できそうですが、その反面やや発熱量が多めな事とガリガリと駆動音が大きめなことが欠点でしょうか。個人的には東芝製の7200rpmのHDDよりは静かだと思いますが。
DS218j-5.jpgDS218j-6a.jpg

HDDは上段がNo.1、下段がNo.2となるようです。ドライブの取付が終わったら後はカバーを閉じてACアダプターとLANケーブルを繋いで電源ボタンを押し、PCのブラウザのアドレスバーに「 find.synology.com 」か「 diskstation:5000 」と入力するとWeb Assistantが立ち上がってDSM(DiskStation Manager)のインストールを始めることができるようになります。
後は画面の指示に従っていくだけで基本的なセットアップが行われてそのまま使うことができるようになるのですが途中でRAIDの構成を選ぶことは出来ず、SHR(Synology Hybrid RAID)というSynology独自方式の構成でセットアップされます。HDD2台構成の場合SHRとRAID1でどう違うのかよくわからない所ですが、なにかトラブルがあった場合に独自方式よりは汎用性のある方式の方が対処しやすいのじゃないか?という勝手な思い込みからRAID1に変更して運用することにしました。

DS218j-7.jpgDS218j-8.jpg

RAIDの構成を変更するには一旦今の構成を破棄する必要があります。(この作業を行えば当然ながらディスクのデータは全て削除され元には戻せなくなりますのでご注意を。
RAID構成の破棄は、DSMのメインメニューから「ストレージマネージャー」のアプリを開き、「ボリューム」から「削除」を選択すると行えます。その後改めて「ボリューム」から「作成」をクリックすると「ボリューム作成ウィザード」が開きます。「モード選択」画面では「カスタマイズ」を選び(クイックを選ぶとSHRで構成されます。)、「RAIDの単一ボリューム」を選択して「RAIDタイプの選択」で「RAID 1」を選ぶと作成することができます。データを入れて行ってからディスクの不具合が見つかるとかえって面倒ですし「ディスクチェックを実行」は一度はやっておいた方がいいでしょう。「Parity Consistency Check」というテストが行われ、HDD各社のチェックツールのロングテストとほぼ同様のチェックができるようです。
(ちなみに4TBx2台、RAID1でのチェックに約7時間半ほどかかりました。)

DS218j-9.jpgReadyNAS 104の方はSeagate製5900rpm /cache64MB/容量2TBのST2000VN000、DS218jの方はHGST製7200rpm / cache 128MB/容量4TBのHDN726040ALE614と搭載しているHDDの基本性能からして差がありますし、何度か試行して平均を取ったわけでもなくざっと計っただけなので単純に比較できるわけはなく、あくまでもほんの参考値にしかなりませんが、少なくとも以前の環境より読込や反応が体感でかなりよくなりました。
512MBと搭載されているメモリの量が少ないことを懸念していましたが、今のところ特に問題となるような事は起きていません。アプリをあれこれたくさん入れてしまうと影響は出てくるでしょうが、必要なものだけを最小限に入れていくという事だけ気をつけていれば家庭で使う分にはあまり心配する必要はなさそうです。

DSM(DiskStation Manager)はグラフィカルで評判通り非常に使い勝手がいいですね。Webブラウザ上での動作にもかかわらずとてもレスポンスがいいのでストレスを感じることがありません。

ただ、以下を参考にSynology NASのデフォルトで用意されている管理者アカウントだけは早めに無効になっていることを確認しておいた方がよさそうです。アカウント名がadmin、パスワード空白とこの製品を知っている人なら誰でも簡単にアクセスできてしまいかねませんので・・・。



ひとまずはこんなところで・・・。







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ZESTY JAPANというところの液晶モニターアームを買ってみました。 [PCハード]

少し前にZESTY JAPANという所から出ている液晶モニターアームを購入してみました。
ZESTY JAPAN 机用液晶モニターアーム ARM-010M1

今まで使っていたセンタースピーカーをONKYOのD--108CからDaliのZensor Vokalに買い換えたところ、分かってはいたつもりでしたがやはりかなりの大きさだったのとスピーカーの上に直接モニターを乗せるということはしたくなかったので、ある程度のポール長のあるモニターアームを探していました。エルゴトロンの長ポールモデルは2万円近くになってしまっていますし、他の格安アームの長ポールモデルはポールの高さが75cmもあったりしてさすがに邪魔なので手頃な長さの今回購入したモデルを選んだ次第です。

arm-1a.jpgAmazonのマーケットプレイスで購入したのですが、ホームセンターなどでよく置かれてるような感じで外装の段ボールが薄く保管状態も悪かったのか、かなりボコボコの状態で届きました。エルゴトロンのアームはパーツごとにきちんと発泡スチロールの中で整理されていたことを考えるとこの辺りの適当さは似ても似つきませんがまあコストカットの結果なのでしょう。所詮外箱ですしアーム本体には傷などはありませんでしたので、正直あまり気分の良いものではありませんがまあ運も悪かったのだろうと思うことにします。アームの生産地は中国となっていました。
ZESTYというメーカー名は正直これまで聞いたことがありませんでしたが、調べていると上新電機やヨドバシカメラでも取り扱いがあることを知り、それなら一定の品質は確保されているだろうと思って購入することにしました。(価格差が1,000円程あったので購入先はAmazonになりましたが・・・。)
ZESTY自体はモニターアームの他にカー用品などを扱っている会社のようです。

内容物は下の写真のような感じです。クランプの取っ手部分は正直他のアームに比べてかなり簡素ですが、ポールやアーム・机への固定状態など基本的な部部に関しては充分な強度があります。VESA穴は75x75mmと100x100mmに対応していて、固定可能な机の天板の厚さは15~55mm、耐荷重は約10kgです。

arm-2a.jpg
アームの上下の位置決めは固定具をまずポールに取り付け、その上にアーム部分を乗せる形になります。この固定具がクランプ式なので他の格安アームよりはかなり垂直方向の調節はしやすいんじゃないかと思います。
また、引っかける形の簡単なものですがケーブルフックがあらかじめアーム下部に取り付けられています。

arm-3a.jpgさて、このアームの唯一の欠点ですが・・・。
呆れを通り越して笑ってしまったのはこの部分。なんだこれは。

製品のHPやAmazonの商品画像ではハの字状のパーツでいかにも机上部もがっちり固定されているように見えたのですが、実はこのパーツ、左の写真のようになんとポール上部から穴に通してかぶせるだけという何の補強にもならない全く以て見た目だけの部品でした。
まだパーツ上部を何らかの形で固定していれば少しは補強の役目も果たせたのでしょうけどね。
とはいえ、このパーツが役に立たないというだけで机上面の固定部分は他のグリーンハウス等から出ている格安アームと大差なく、シングルモニターアームとしての強度にはなんら問題無いと思います。
尚、このスペースだけ取って別に高級感が増すわけですら無い無意味な樹脂製のパーツは即刻ごみ箱行きとなりました。


arm-4a.jpg代わりと言っては何ですが、机への設置部分に傷を付けたくなかったので補強も兼ねた保護プレートを自作することにしました。
自作と言っても近所のホームセンターで手頃な厚さの鉄プレートと1mm厚のゴムシートを買ってきて両面テープで貼り付けただけの極々簡単な物で、アーム取付部の上下に噛ませる形で使ってみました。材料費は7~800円位だったかな。

arm-6a.jpgこちらはディスプレイを取り付けた後上から見てみた様子です。
三関節式のアームで前後左右の水平方向への移動はとてもスムーズです。アームがしなったり取り付けたモニターが頭を垂れてしまうようなこともありません。ただ、上下15度のチルトが可能となっていますが実際にはそこまでは動かない気がします。ディスプレイ取付部の肉厚も充分でしっかりしています。
アーム下部には簡単なケーブルガイドも付いているのである程度ケーブルをまとめることができます。


公式情報ではこのアームのポール長は410mm、最も高くした状態で机上面からVESA板中心までの高さは480mmということで、実際にアームをほぼ目一杯上に固定してEIZO EV2736を取り付けた場合のモニター上部までの高さは635mm、下部は260mmくらいになりました。モニター下へのセンタースピーカーの設置も問題ありません。組み立てに使った工具はモニター取付時に使ったプラスドライバーくらいでした。

arm-5b.jpg

今回は長すぎず短すぎないちょうど良い高さにディスプレイを配置できる長さのポールを求めてこの商品を選びましたが、エルゴトロンは円安ですっかり高値になってしまいましたし(AmazonやHPのモデルという選択肢もありますが)あまり頻繁に上下にモニターを動かす必要が無い場合には決して悪くないアームだと思います。



ZESTY JAPAN 机用液晶モニターアーム ARM-010M1

ZESTY JAPAN 机用液晶モニターアーム ARM-010M1

  • 出版社/メーカー: ZESTY JAPAN
  • メディア: エレクトロニクス


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CENTURYのBLACK PAWNという67キー省スペースキーボードを買ってみました。 [PCハード]

少し前にジャストシステム直営のECサイトのアウトレットセールでサブPC用にCENTURYの「BLACK PAWN」という67キーのコンパクトキーボードを入手しました。購入したのはCHERRY社の「茶軸」スイッチを採用したモデルでブルーLEDのバックライトが搭載されています。発売は2013年末とかなり前のモデルですが、キーボードですからね。数年で劇的な進化があるわけでも無いので気にすることはありません。

メインPCのキーボードは以前購入した東プレxJustsystemのREALFORCE108UG-HiProで定着しました。使い始めこそ独特のキートップの窪みに指が引っかかったりして若干の違和感がありましたが現在ではすっかり手に馴染みました。ジュースや珈琲でもぶちまけない限り10年は余裕で使えるでしょう。

実はサブPC用としてPFUの Happy Hacking Keyboard Lite2 を使っていたのですが、どうもキーのやや変則的な配置に馴染めず、メンブレンの打鍵感も好きになれなかったので小型の手頃な物は無いかと探していました。また、サブPCのキーボードはあまり使うことが無いのでちょっと奥まったところに設置しているので夜間などはちょっとパスコードを打つだけでも難儀していたので、できればうるさくない程度のバックライト付きのものが欲しいなと思っていたところでした。

BP-01b.jpg「箱破損品」ということでアウトレット扱いになっていたのですが、若干擦り傷や箱の広がりがある程度で綺麗な物でした。所謂箱蹴り品という奴です。
Just My Shopのアウトレットはたまにお得な品が手に入ることがあるので時々チェックしておくといいことがあるかも知れません。ただここ、一度買い物するとスパムメール並に宣伝が届きます。Shuriken という Justsystem のメールソフトで迷惑メールフォルダに自動隔離するようにしていますが(笑)、一日に何通も届くのはさすがに酷いと思います。また、ショッピングで結構ポイントがついたりもするのですが、会員ランクによるポイントの利用制限などもあって正直あまり使いやすいとは言えません。

交換用のキートップが4つとキーの引き抜き工具、1.5mのUSBケーブルが付属していました。
このキーボードのUSBケーブルは着脱式でキーボードの左上にMini USBコネクタがあります。今回の私のケースのように普段はほとんど使わないけどたまに手元に持ってきて操作したいというような場合には手持ちの別のケーブルをPCのUSBポートに刺してさっと使えるので、このケーブルの脱着ができるというのはありがたいものです。ただこのMini USBコネクタ、耐久性に若干問題があるらしく現在ではほぼ使われなくなっています。あまり頻繁に抜き差ししていると認識しなくなったりするかも知れません。
引き抜き工具は樹脂製の簡単な物ですがキーに傷を付ける心配も無くそこそこ使いやすく感じました。キーボードの掃除に一つあるととても便利なのでこの種のおまけは嬉しいですね。

BP-02b.jpg

裏面にはキー配置入れ替え用のDIPスイッチと滑り止めのゴムが付いていますが、キーボードの傾きを調節できるチルト機構のようなものは付いていません。

BP-03b.jpg漢字入力をよく使うのでEscキーだけE/Jキーに入れ替えました。説明書通りに裏面のDIPスイッチでキー配列を変更し、引き抜いたキーを交換するだけです。キートップは二色成形されていて文字部分がバックライトを透過して発光する仕組みになってるので、使っているうちにキーの印字が薄れてしまうという心配はなさそうです。スイッチ上部にLEDが付いていること以外は一般的なCherry軸スイッチなので、文字部分の発光を気にしないのであれば市販の交換用キートップに入れ替えて色などを好きにカスタマイズすることも可能です。


BP-04b.jpg写真上が夜間に輝度を最大にした状態、下が最低にした状態です。写真では紫がかった色になってしまっていますが、実際は綺麗な青色です。輝度最低の状態でも文字の判別はしっかりできます。
最上段は数字が発光するように数字と記号の印字を逆にして欲しかったですね。「0」にあたるキーは発光しません。
67キーと最小限のキー数なのでファンクションキーや機能キー(HomeやPrint Screenなど)は「FN」キーと他のキーの同時押しで使うことになります。
また、FNキーとVキーの同時押しで発光のON/OFF切替え、FNキー+Bキーで明るく、FNキー+Cキーで暗くすることができ、7段階に輝度を調節することが可能です。

W295 x D102 x H38mm と非常にコンパクトに作られていますが約570gあって意外にずっしりとしています。裏面の滑り止めもあるので打鍵中に動いてしまうというようなことはないでしょう。下の写真はHappy Hacking Keyboard Lite2 との比較です。縦サイズがコンパクトなのでかなりスリムに感じます。キー配列もかなり素直なので他のキーボードを使っている方でも馴染みやすいのではないかと思います。

BP-08b.jpg

「茶軸」の押し心地は「赤軸」と「青軸」の間の位置づけとのことで、軽めの打鍵感に僅かなクリック感が感じられます。人気のCherry MXキースイッチだけあって打ち心地はさすがになかなかのものですね。気持ちよくタイピングすることができます。タイプ音はそれなりにするので夜間だと少し気になるかも知れません。


欠点としてはまずメカニカルキースイッチの宿命とも言えるチャタリングが起きるようになってしまう可能性があります。過去に何度かこの問題でイライラさせられたことがあるので、私個人としてはメカニカルスイッチ式のキーボードをメインで使う気にはなれません。東プレのRealforceシリーズが採用している「静電容量無接点方式」では原理的にこの問題と無縁なので普段使いはやはりこちらを選んでしまいます。
また、DeleteキーがFnキーとBack Sapceキーの同時押しで入力するようになっているため、PC起動時にはこの同時押しが認識されないようで、DeleteキーでBios設定に入るタイプのマザーボードではBios画面に辿り着くことができません。このことに気付くまで若干悩みました。Back SpaceとDeleteキーのDIPスイッチによる入れ替えもできると良かったのですがね。こちらの件はHappy Hacking Keyboard Lite2でも同様でした。


欠点もありますがコンパクトな割にしっかりとした作りですし、USBケーブルの脱着が可能、暗がりに置いてもバックライトのおかげでキーの判別が容易とサブで使うにはなかなかよさげです。

既に生産は完了していて市場に出回っているのは流通在庫か中古のみとなっていますが、Just My Shopではショップの検索ボックスに「black pawn」と入力するとまだ数種類が処分セール価格で購入可能なようです。(4軸混合なんてネタ的な機種もありますが・・・。売り切れの場合はご容赦を。)
ちなみに「BLACK QUEEN」という63キーのモデルが後継機に当たるようで、記号では無く数字のキーが光るようになっていたりとそれなりに改良されている模様です。





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EVGA製の電源 SuperNOVA 650 P2 を個人輸入してみました。 [PCハード]

今まで使っていたクーラーマスター社のV750 Semi-Modular(RS750-AMAAG1-JP)がある日なんの前触れも無く壊れてしまったので以前から気になっていたEVGA SuperNOVA 650 P2(220-P2-0650-X1)を米国Amazonから取り寄せてみることにしました。久しぶりの個人輸入です。

SuperNOVA-650P2-1.jpgスペックは以下のような感じです。

容量:650W
  (100-240 VAC,10A,50-60 Hz)
80 PLUS認証:Platinum
搭載ファン :140mm
      (Double Ball Bearing)
サイズ:86mm x 150mm x 165mm
MTBF :10万時間
保証 :10年間

日本製コンデンサを100%使用、+12V系統はシングルレーンです。また、保証期間の長さもありがたいところです。

電源はやや重量があるので送料が高くなりがちです。(今回のケースでPriority Shippingにすると40ドル近くかかってしまいます。)そこで一番安い AmazonGlobal Standard Shipping で頼んだのですが、思わぬトラブルに遭うことになってしまいました。
米国Amazonからの荷物がi-percel で行方不明に。。。
そう、”missing package” です。amazonとi-percelの言い分は見事に食い違っていましたが結局Amazonが追加料金無しで速達にて送り直してくれることになりやれやれです。まあ、元々i-percelの評判はお世辞もいいとは言えないので可能であればPriority Shippingで頼んだ方が精神衛生上もいいのは間違いないですね。

nova-1.gif結局
   4/11 発注
   4/12 出荷連絡
       (i-percel で5/2 迄に到着見込)
   5/ 2 荷物が動いている気配がなかったので i-percelと
      Amazonに問い合わせたところ荷物が行方不明に
      なっていることが判明
   同日 Amazonから再出荷(UPS便で5/8迄の到着予定)
   5/ 7 国内でヤマトに引き継がれて着荷
となりました。

日本国内に入ってからのトラッキングナンバーを教えてもらおうとUPSにメールを送ってみましたがGW期間中でしかも日本到着が週末にかかってしまったため事務所はお休み。返信が来る前に荷物が届きました。

このように電源本体は箱の中でウレタンでしっかり中空保持されているので輸送時に損傷を受ける可能性は低いと思います。付属のマニュアルは英・独・仏・伊・スペイン・ポルトガル語の6カ国語で日本語化はされていませんが、特に難しいことが書いてあるわけでもないので自作PCの経験がある方なら問題ないでしょう。

SuperNOVA-650P2-2.jpg

EVGAの電源の魅力の一つはこの付属品の充実ぶりです。各種ケーブルの他に結束バンドや使わなかったケーブルをまとめておけるポーチまで付いています。電源ケーブルは3ピンですので2ピンへの変換アダプタか電源タップを使ってください。また、「Power On Self Tester」なる赤〇印のパーツが付属しています。ATX電源はマザーボードに繋ぐコネクタのPS_ONとCOM(20Pinの場合14Pinと15Pin、24Pinの場合16Pinと17Pin)をショートさせることで電源単体での起動テストができるのですが、上記パーツを使うことで簡単にこのテストを行うことができます。たったこれだけの簡単な物ですが、故障の判別時などに何番と何番だっけ・・・といったことがなくなるので一つあると地味にありがたいおまけだと思います。

SuperNOVA-650P2-3.jpg

電源の前後とファンの様子です。MB用のメインケーブルも含めフルモジュラー式です。OEM元はSuper Flowerとのことです。Super Flower製の電源は一時期ドスパラなどで取り扱われていて評判も上々だったようですが、最近ではめっきり見かけなくなってしまいました。140mmのファンも非常に静かです。
英語ですが、tom's HARDWAREに分解写真も含めた詳細なレポートがあるので興味のある方は参考にしてみるとよいでしょう。
EVGA SuperNOVA 650 P2 PSU Review

SuperNOVA-650P2-5.jpg

せっかくの長期に渡る製品保証の権利を得るためにもユーザー登録は早めにしておきましょう。登録はEVGAのHPから「Member」→「Product Registration」と辿れば行うことができます(要EVGAアカウント)。
登録に必要なinvoiceが入っていなかったり不完全な場合はAmazonの購入履歴からダウンロード可能です。製品登録後にinvoiceの画像アップロードが必要になります。
保証規定については日本語で書かれたページもあるので目を通しておくと良いでしょう。

SuperNOVA-650P2-6.jpg組み込んでみた感じです。

気になった点としては、SATA電源ケーブルがちょっと短めなように感じました。裏配線を行う場合には取り回しに若干の注意が必要なケースもあるのではないかと思います。また、SATAのコネクタ部分がややきつい感じがするので固いからと言ってHDDなどを繋ぐときに力任せにして割ってしまうことのないよう気をつけた方がいいかも知れません。米国Amazonのレビューで何人かそのような方を見かけました。
ATX24ピンのメインケーブルに関してもかなり太くて堅いようです。メインPCのケースとして NANOXIA Deep Silence 1 を使っているのですが、裏配線スペースが狭めなので取り回しにやや苦労しました。
EPS(CPU)用の4+4ピンケーブルの長さは充分でした。
ecoモードの切替スイッチもありますが、使わなくても充分静かです。電源からの発熱はあまりなさそうです。



以前米国Amazonからグラボを輸入したときには特に気にした覚えはないのですが、今回はチェックミスから段ボールに入れられること無く製品パッケージに直接伝票が貼られて空輸されてきてしまいました。なんでも初期状態では 「easy-to-open packaging」が選択されていて、他にも何か注文していて同梱されてくる場合で無ければこのように扱われてしまうそうです。個人的には中身が無事であれば製品パッケージの汚れや多少の凹みくらいは気になりませんが、国際配送便は雑な扱いを受けてしまうケースも少なくはないようですのでやはり段ボール箱くらいには入った状態で送らせたいかなと思います。

SuperNOVA 650 P2.gif注文時に指定してやればきちんと段ボール箱に詰めて発送してくれます。
オーダーの最終確認画面で赤〇印のボタンをクリックし、「Ship in Amazon box」にチェックを入れて「Save」してやることで変更することが可能です。
余計なゴミが減ること自体はとても良いことなので賛同したいところですが、如何せん輸入する場合に関しては中身が分かると盗難されてしまうリスクも上がりそうな気がしますので今後輸入するときは注意していきたいと思います。
最初の発注時に荷物が行方不明になってしまった一因もこの辺じゃないかなと思うんですよね・・・。


購入価格に関してはタイミングが良ければあと10ドル程度安く入手することができるかと思います。わりと頻繁にセールをやっているようなので時間的余裕のある方は狙ってみるといいかも知れません。ちょうどAmazonギフトカードに100ドルチャージで5ドルおまけされるキャンペーンがあったので一緒に使ってみました。


※ 追記 ※

  6/17 付でAmazonからRefundの通知があり、今回はDeposit分全額が返ってきました。
  取り替えて一月ほど経ちましたが電源の方も今のところ何も問題はありません。

PCの電源(クーラーマスター V750 Semi-Modular)が故障してしまいました。 [PCハード]

2016年の1月に購入したばかりのクーラーマスター社の V750 Semi-Modular(RS750-AMAAG1-JP)がこの4月に故障してしまいました。僅か1年3ヶ月の命でした。5年保証を謳っていた製品なのである程度は長持ちするかと思ってたのですがね・・・。

PCを使っていたある日、なんの前触れも無くいきなりPCの電源が落ちました。最初はブレーカーが落ちたのかとも思いましたが、AVアンプやルーターなどは何事も無く動いていたのでPCだけが落ちたことが分かったので再起動しようと電源スイッチを押してみたのですが、カチッというリレーの作動音と共に一瞬CPUのファンなどが動くもののすぐ停止してしまうという状態の繰り返しで何らかの安全装置が働いているっぽい挙動。

電源の故障って実は結構判別しにくいんですよね。昔使っていたTORICA(東海理化)の電源が故障したときはボンッと音がした後電源ユニットから高周波音が出ていたので恐らくコンデンサが逝ったんだろうと分かりやすかったのですが、今回のケースではそういった異音も無く、待機電力は流れているようでマザーボード上の一部のLEDは点いていたため余計に悩みました。

とにもかくにも故障箇所を特定しないことにはどうにもならないので、グラボやHDD/SSDなどを全て外して所謂最小構成(マザーボード、CPU、メモリのみ)に電源を繋いだ状態にして起動テストしてみましたがやはり同じ症状です。マザーやCPU側の故障のケースも特定がかなり厄介ですがこれといって焼損している部品なども見られないので可能性は低いと判断しました。とりあえず古くなったのでサブPCに移していた以前の電源(帝力750W)に換装してみたところ無事起動できたのでようやく電源の問題だと特定することができました。念のためサブPCの方にV750 Semi-Modularを繋いでみましたがやはり同じ症状が出ます。交換できる電源が手許に無いとこういうテストもできないので、やはり移植でも何でもして古い電源も一つくらいは捨てずに置いておいた方がいいですね。


5年保証の電源で明らかに保証期間内だったので修理を依頼しようと思いましたが、日本語の化粧帯はあるもののパッケージに代理店の名前などがありません。Amazonのタイムセール購入品だったため代理店を教えて貰おうとAmazonのチャットサポートで連絡を取ってみました。夜中の1時半頃だったにも関わらず即座にチャットが繋がる辺り、やはりAmazonは凄いですね。
症状と別のPCに使っていた電源と換装したところ起動できたことなど一通り検証した事を伝え、保証で修理の申請をしたいから代理店を教えて欲しいと伝えたところ、しばらく後なんと販売元の代理店がどこか確認できないので返品/返金で対応すると言ってきました。とっくに返品可能期間は過ぎているがそれでも大丈夫なのかと確認したところ当方(Amazon)の落ち度なので今回に限ってそう対応させて欲しいとのことです。
どのみち修理に出したところで数週間~1ヶ月程度はかかりそうだし当方としては願ってもないことなのでそうさせて頂くことにしました。

何はともあれHDDやビデオカードなど他の部品を巻き込まなかったのは助かりました。いずれにせよ代わりの電源を調達しないといけないなと思っていたところに思わず資金の余裕もできたので以前から気になっていたEVGAのプラチナ電源を米国から取り寄せてみましょうかね。

EVGA GeForce GTX1070SC へのサーマルパッドと PoweLink の取り付け [PCハード]

EVGA へ申請していたサーマルパッドキットと Powerlink の両方がようやく揃ったので4日の昼に早速取り付けてみました。

まずはサーマルパッドの貼り付けから・・・。
必要な工具は極一般的なプラスドライバーくらいです。LEDのコネクタを外すときだけ先の長いマイナスドライバーがあると便利かも知れません。私はラジオペンチでやってしまいましたが・・・。
基盤上にはチップコンデンサなど小さな部品がたくさん取り付けられていますのでドライバーの空振りなどで基盤にダメージを与えないようにだけは気をつけてください。

マニュアルはこちら。
EVGA Thermal Pad Mod Installation Guide(PDF)
英語のみなので一応日本語で手順を書いておきます。併せて読んで頂けたら幸いです。

th-1.JPG基盤を裏返したら緑の〇印を付けたネジを全て外します。これでバックプレートが外れるようになります。
バリエーションでBlack Editionというのがありますが、このバックプレートを外してクーラーの材質を変えたもののようなので、お持ちの方は次の段階で今回外したネジも合わせて取り外してください。

th-3.JPGバックプレートを外した所です。バックプレートに隠されていた残りの緑〇印のネジを外した後、赤〇印のスプリングの付いたネジを全て外すといよいよクーラー本体が外せるようになります。マニュアルでは橙〇印のネジは外さないようにと書かれていますが、入出力部のプレートを固定しているだけなので外してしまっても問題はないとは思います。

th-4-led.JPGクーラーを外す際にLEDとFANのコネクタを外す必要があるのですが、SCモデル(Black Editionも)のLEDコネクタを外すのはちょっと苦労しました。堅く嵌まっている上に取っ掛かりににできそうな部位が奥まった所にあって作業しにくいです。結局私はラジオペンチで挟んで少しずつ外しました。FTWの方はわりと作業しやすい場所にあるようです。ペンチを使う場合は力の入れすぎにご注意を。

th-5-fan.JPG
こちらはFANのコネクタですが、LEDのコネクタと違ってすんなりと外すことができました。LEDのコネクタを外すところが今回の作業の一番の難所かも知れません。
また、いずれのコネクタも外すときにリード線を持って引っ張るようなことはしないよう気をつけてください。断線して結局RMA送りになってしまう恐れがあります。

th-7.JPG

クーラーを外したところです。改めてしっかり作り込まれているなと思います。PXOCで回せばGPUコアはかなり冷えますしやはり性能自体はいいんですよね。最初からVRM部の温度にももっと気を配っていればこのような問題にはならなかったでしょうに。

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クーラーとミドルプレートを外した基盤です。この後GPUに残っているグリスをきれいに拭き取り、いよいよサーマルパッドの貼り付けに入っていきます。

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ミドルプレートを裏返してもともと付いている赤枠で囲った部分のVRAM用サーマルパッドを取り外し、軽くクリーニングしておきます。パンなどを買うとついてくる使い捨てのおしぼりが便利です。

th-12.JPG



所定のサーマルパッドを緑枠のようにVRAM部分へ貼り付けます。
サーマルパッドの保護フィルムを取り外し忘れるようなことがないようにだけ気をつけてください。まあ忘れることはないでしょうけど。

th-13.JPG




ミドルプレートを再びのせ、2枚目の写真の緑〇印のネジでミドルプレートを固定したら緑枠で囲ったVRMのコイルが見えていた部分へ2番目に大きいサーマルパッドを貼り付けます。次にGPUクーラーを取り付けますので忘れずにグリスを塗っておきましょう。
分解時と逆の手順でFANコネクタ、LEDコネクタを接続し、クーラーをのせたら写真2枚目のスプリング付きの赤〇印のネジでGPUクーラーを固定します。対角で少しずつ閉めていった方がいいでしょう。Black Editionはこれで終了です。

th-11.JPGキット付属のグリスでいいのですが、なんとなくNoctuaのCPUクーラーを買ったときの付属品で残っていたグリスを使ってみました。最新のグリスほどの性能はないようですがまあ問題無いと思います。

th-2.JPG

次にバックプレート部分ですが、裏返してまず赤枠部分のゴムスペーサーをひっぺがえして取り去ってしまいます。

th-14.JPG




スペーサーを取り去った部分へ一番大きいサーマルパッドを貼り付けます。
あとはバックプレートを本体にのせて写真1枚目の残った緑〇印のネジを全て締めてしまえば作業終了です。
やはりヤマはLEDコネクタを外すところだと思いました。あとはGPUクーラーを載せるときにかみ合わせに気をつけておく程度でしょう。




それでは次に PowerLink を取り付けます。
こちらの工具は付属の六角レンチだけで大丈夫です。磁化させたものがあればそちらの方が安心でしょう。予備も付属していますが、コネクタ接続部の位置調整・固定ネジが非常に小さいので無くさないように少し注意が必要です。

th-15.JPG取り付けてみた感じです。
SCモデルは電源部が 8pin x1 なので片方のコネクタを外しています。(外さないとミドルプレートと干渉して取り付けられません。)
ゴムカバーを外してコネクタの固定ネジを緩めた状態で取りあえず差し込んでみて位置調整をしながら上下のネジを締めて固定していきます。
ただ、 8pin x1 だと捻りに弱くちょっと頼りない感じでした。FTWの 8pin x2 の方だともっとしっかり取り付けられるのでしょうが。

th-16.JPG

このように電源コネクタの位置をカード側面のマザーボード近くへ移すことができるようになります。内蔵コンデンサによる電源安定化にも期待したいところです。

th-17.JPG


全ての作業を終えてVGAカードを取り付けて起動テストをしてみましたが特に問題はなさそうです。
予想はしていましたが、正直うちのケース(NANOXIA Deep Silence 1)では PowerLink の取り付けはHDDケージの位置的にギリギリでした。配線はすっきりするようになるもののやはりカード長が伸びてしまいますのでケース内の余裕には注意が必要です。

PowerLinkはともかくとして、サーマルパッドの取り付けは普段分解とかしたことのない人にはちょっと敷居が高いかも知れませんね。とはいえ丁寧な説明書もついているので手順通りやっていけば大丈夫だと思います。どうしても嫌だと言う方はRMA申請してEVGAに任せてしまえばいいでしょう。送料等も向こう持ちでやってくれるそうです。(やり取りで数週間はかかると思いますが。)



single monitor.gif
ついでに起動テスト時にシングルディスプレイの状態で取得したアイドル状態のクロックと温度も載せておきます。やはりマルチモニタ時と違ってメモリ・コアともきちんとクロックが下がり、温度も低くなっています。マルチモニタ時にGPUのクロックが一定以下に下がらないのはAMDでも同じだそうなのでOS側の問題なのかも知れませんが、他のディスプレイの電源を切って1台で動かしている時くらいはクロックが下がって欲しいものです。

手間こそかかりましたがこうしてユーザーが自分で分解してもサポートが打ち切られることはないそうですし、このこととサポート期間の長さ(グラボ3年/電源の一部は10年)はEVGAの他にはない魅力だということは確かだと思います。そのうち電源でも買ってみましょうかね。去年末に変えたばかりなので当分先の話ではありますが・・・。


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EVGA から PowerLink が到着 [PCハード]

10月末にEVGA の GTX10xxシリーズ購入者向けキャンペーンで申し込んでいた PowerLink がようやく到着しました。(キャンペーンは10月一杯で終了しています。)

powelink1.gif11/17に送料と手数料の支払いを済ませた後 Paypal からの決済完了メールは来ていたのでそのまましばらく様子を見ていたのですが、どうやら EVGA側の決済処理が上手く終わっていないようでしたので 11/25に CSMailTW@EVGA.com へ Paypal の Transaction Detail のスクショ画面を添えてメールを出してみました。その後11/30に決済情報の修正が済み次第発送するとの返信をもらい、12/3に受け取ることができました。12/1に台湾から発送され、Fedex からゆうパックに引き継がれて配送されてきたようです。

もうさすがにキャンペーンで申し込んだのに届いていないという人はいないかと思いますが、EVGA の My Order History に Powrlink が追加されていない場合やキャンペーンページで「 We have recieved payment for the shipping cost of your PowerLink~」となっていない場合は決済未了の可能性があるので早めに問い合わせてみることをお勧めします。

powerlink-2.gifパッケージには本体と説明書の他6pin電源用の交換部品と六角レンチ、予備のネジが2本が入っていました。
このネジが非常に小さいので無くさないように注意が必要です。出来れば磁化させたレンチを使う方が安心でしょう。

VGAの電源コネクタの位置を変更することが主目的のこの製品ですが、本体の幅が 2cm程とコネクタ部分の余裕も必要ですので、カード長ギリギリのケースでは取り付けできないということも生じてしまいます。

powerlink-3.gif
左は EVGA の PowerLink 紹介ページからの写真ですが、内部にわりと大きい固体コンデンサも入っているようなので安定化にも少しは寄与してくれるのではないかと期待しています。
ロゴ部分が特に光ったりするわけでないのは少し残念です。



EVGA公式通販の他米国 amazonでも取り扱われていますが、約30ドルに送料もかかってきますので、輸入してまで欲しいかと聞かれれば正直かなり微妙ですが・・・。

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EVGA へ申請していたサーマルパッドキットが到着 [PCハード]

EVGA へ申請していた GeForce GTX1070SC の過熱対策用サーマルパッドキットがようやく到着しました。

必須ではないとはいえ無償配布してくれる上にそこそこ効果も得られるようなので、ちょっとした分解が苦にならない方は申請して自分で改修しておくと少しでも安心感が得られるのではないかと思います。どうしても自分でやるのは無理だという方はEVGAの方へ連絡すればBiosアップデートの件も含めRMA対応してくれるようです。(但し海外とのやり取りになるので時間はある程度かかります。)
分解によって保証が切れてしまうというようなことはないそうです。この辺はEVGAならではですね。

こちらについては最近購入された方やまだ申請していない方は以下のリンクから申請することができます。
http://www.evga.com/thermalmod/ (要ユーザー登録)
配布対象はEVGA製のGTX1080/1070のうちACX 3.0クーラーを搭載したモデルのようですが、配布対象かどうかもこのHPで製造番号を入力することでチェック可能です。送料・手数料は不要です。
対策品の流通も始まってはいるようですがまだ混在しているようなので確認しておくことをお勧めします。
また、VRM 部過熱問題の対策済み Bios もここから落とすことができます。

私の場合は10/26 申請→11/4 Awaiting Shipment →11/23 Pending Shipment →11/24 出荷 →11/26 にFedexからゆうパックへ引き継がれての到着でしたが、サイト上ではPendingのままで特に出荷完了メールなどはありませんでした。到着までかなり時間がかかりましたが初期は配布体制の整備などで混乱もしていたようなので今はもっと早くなっているのではないかと思います。

thermal-1.JPG

Fedexの袋の中にはこのような封筒に入れられたサーマルパッドキットが入っていました。




thermal-2.JPG




カラー印刷された説明書も同封されていました。英語のみですが取り外すネジやパッドを貼り付ける位置などが赤や緑の枠で細かく示されていてかなり分かりやすく書かれていると思います。
また、説明書は以下のリンクからダウンロードすることも出来ます。

EVGA Thermal Pad Mod Installation Guide(PDF)

当初の説明書にはなかったVRAM用のサーマルパッドが追加されたようです。

thermal-3.JPG





説明書以外の封筒の中身です。
VRAM用のパッドが3種類とVRM部用が1枚、バックプレート用が1枚とGPUチップ用のサーマルグリスが同封されていました。

先に申請していたPowerlinkがまだ発送されていない様なので取り付けはこれが到着してからする予定です。ただ、こちらは支払い完了から既に10日程過ぎているので一度問い合わせてみないといけませんね・・・。



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EVGA GeForce GTX1070SC の Bios アップデート [PCハード]

残念ながら少し前から EVGA 製の GeForce GTX 1080/1070 で負荷の高いベンチテストなどを行った場合などに VRM(電源部分)付近の異常過熱による焼損などが話題になってしまっています。どうやら ACX3.0 クーラーの構造上の問題で VRM部にヒートシンクが接触しない為に冷却が追いつかず周辺へ悪影響を及ぼし、チップコンデンサなどが絶縁破壊による短絡などを起こしてしまうなどといった事が起こっているようです。

EVGA ではこの問題を検証した後、Bios のアップデートによるファン速度の制御と希望者に追加で VRM 部に貼ってクーラーへの廃熱助けるサーマルパッドの無償配布という対応をすることに決めたようです。
(サーマルパッドについては後述)

結論から言って今回の Bios アップデートは対象のカードを持っている場合は間違いなくやっておいた方がいいです。確かに負荷がかかると若干ファンの音が聞こえるようにはなりますが、アイドル時でも負荷のかかった状態でもどちらの場合も 8~10℃ 程 GPU-Z などで取得できる温度が下がりました。
普通は Bios のアップデートは慎重になるべきですが、今回の場合は リスク < リターン だと思います。
幸いうちの個体では今のところ問題は見られませんが温度は低い方が精神衛生上もよいので・・・。
但し、くれぐれも Bios アップデートは自己責任でお願いします。
最悪メーカー送りになる危険性はどうしても残ります。(EVGA は対応すると言っていますが)

対象のビデオカードとアップデート方法は EVGA フォーラムのこちらに書かれています。
http://forums.evga.com/Update-11316-with-NEW-BIOS-EVGA-GeForce-GTX-10801070-PWM-Operating-Temperature-Update-m2573491.aspx
  ※ 追記 ※
    こちらからも落とせるようになっていました。 http://www.evga.com/thermalmod/
    書かれている内容などは同じです。また、1060のBiosも追加されたようです。

一応 Bios アップデートの手順を日本語で書いておきます。

1.上記リンクのページから各々のカード専用の Bios をダウンロードする。モデル以外に品番も書かれている
 のでよく確かめて落としてください。(対象外なら弾かれるだけだとは思いますが)
 ちなみに GTX 1070 SC ACX 3.0 の品番は 08G-P4-6173-KR/KB となります。
  ※ FTW モデルの場合は Dual Bios となっているのでそれぞれ Primary/Secondary を落とし、カード
    上の 電源コネクタ横のディップスイッチを切り替えて個別に入れるようです。
2.Zip ファイルを適当な場所へ解凍する。「窓の杜」からもダウンロード出来る Explzh などが便利です。
3.念のため他に動いているブラウザやメールソフトなどのプログラムを終了させた後解凍してできた
  update.exe をダブルクリックする。
4.下のような確認画面が表示されるので "Y" を押し、アップデート完了後 PC を再起動する。

bios update.gif

アップデート自体はものの数秒で終わります。再起動は必ずしてください。
Biosアップデート中の停電にだけはご注意を。

86.04.1E.00.70.gif




アップデート前の 86.04.1E.00.70 から 86.04.50.00.72 へ変わっています。
また、今回の修正には以前別にアップデートのあった Micron のメモリを使用した機種の問題の修正も含まれているそうです。

86.04.1E.00.70-2.gif



Bios アップデートにより、アイドル時の GPU 温度が 61℃→53℃ へ下がり、ファンの回転数が150回転あたりから350回転あたりへ増えています。いずれにせよこれくらいの回転数ではほぼ無音です。
シングルモニタ環境ではもっと温度も下がり、50℃以下ではファンが停止(以前は60℃以下で停止)するようです。



サーマルパッドの請求は http://www.evga.com/thermalmod/ からできます。(要ユーザー登録)
登録が済んでいればログイン後、住所などが表示されているはずなので確認して対象商品のチェックを入れ、 "SUBMIT" を押すだけです。私は10/26に申請し、11/4に Awaiting Shipment(出荷準備中)となりました。Jacob 氏(EVGAプロダクトマネージャー/ @EVGA_JacobF )のツイートによると来週には出荷が始まるようです。

サーマルパッド取り付け用のマニュアルが既に公開されています。難しくはないと思いますがクーラー部分の分解が必要になるので取り付けるつもりの方は目を通しておくとよいでしょう。
EVGA Thermal Pad Mod Installation Guide
http://www.evga.com/thermalmod/thermal_pad_mod_installation_guide.pdf

ただ一旦分解しないと行けませんし、先に届いたとしても私はサーマルパッドの貼り付けは別途申請している PowerLink が届いてからにしようかと思っています。


ffベンチ中-a.jpeg
最後に参考としてFF14ベンチ中の様子も貼っておきます。ただし両方とも Bios アップデートの適用後で、左が EVGA Precision XOC 未使用時、右が
使用時となっています。ファン制御を POXC に任せるとよりよく冷えるのは以前と変わりません。
(うちではTVチューナーカードと相性が悪いので必要なときだけ起動するようにしていますが。)

こちらもファン回転数は上がっているものの前は75℃くらいまでは行っていたと記憶してますのでよく冷えていると思います。アイドル時には PXOC 使用中で今の季節だと1500~1600rpm/35℃くらいまで下がります。(Biosアップデート前のSSは撮り忘れてしまいました。)

クーラー自体はやはりかなり優秀だと思います。最初から VRM部の温度監視や冷却がもっと考慮されていれば問題は起きなかったんでしょうがねえ。とはいえしっかりした検証と素早い対応はメーカーとして信頼出来ると思います。

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