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古いFM/AMチューナーのプリセットメモリー保持機能が駄目になっていたので修理してみました。 [AV機器]

荷物を整理していたら KENWOOD KT-6040 というFM/AMチューナーが出てきました。受信感度がよく、当時はかなり評判のよいチューナーでした。勿体ない気もしましたが設置するスペースもないですし、もう使う事もないだろうということで手放すことにしました。FM放送も radiko でほぼ十分ですしNR1608で聴くこともできますしね・・・。取りあえず動作チェックを行っていたところラジオ局のプリセットメモリー機能がダメになっている様子。登録しても翌日にはすっかり忘れてしまっています。

調べてみると原因は表示部の基板にあってメモリー内容の保持に使われている「スーパーキャパシタ(電気二重層コンデンサ)」という部品の劣化が原因だろうことがわかりました。長寿命とされている部品ですが、さすがに30年近く経っているので劣化もしますよね。チューニング自体には支障ありませんが、それ程手間もかからなさそうなので修理してみることにしました。


表示基板部を取り外して裏から見たところです。赤〇の辺りに問題のスーパーキャパシタがあります。半田吸い取り線を使って古いパーツを取り外す必要がありますが古い機種なので配線パターンも大きく、交換作業は比較的楽に行えそうです。ただ、あまり過熱しすぎるとパターンが剥がれてくる可能性があるので注意は必要です。
6040-1.jpg

6040-4.jpg<画像クリックで拡大>

こちらはサービスマニュアルに記載されていた表示基板の回路図になります。
この機種のサービスマニュアルは海外サイトになりますが型番で検索すればダウンロード可能な所が見つかると思います。(PDFなので大丈夫だとは思いますが念のためウイルス等にはご注意下さい。)


サービスマニュアルの回路図とパーツリストによれば当該のスーパーキャパシタは、0.047F 5.5Vの物が使用されているようです。購入する前に実際に分解して確かめてみるとエルナーの物が使われていました。

エルナー製の同一のものは見つけられませんでしたので、パーツの値段や送料などを鑑みて今回は「若松通商 」でPanasonic製の物を代用することに決めました。購入したのは「こちら 」なのですが、購入画面の写真とは形状が異なるものが届きました。元々端子形状の違いは折り曲げればなんとかなるだろうと思っていたのと、高さが少しあるものの容量と電圧は問題無く、部品をあてがってみた所なんとかなりそうだったのでまあよしとします。コンデンサなので極性にだけ注意して交換します。

6040-2.jpg交換してみました。左が交換前、右が交換後です。後でテスターで確認してみましたがほとんど容量が抜けてしまっていたようです。足の形状とパーツの高さが異なりますが、なんとかFL管に干渉せずにすみました。足は元の部品の位置に合うよう曲げています。

6040-5.jpg
スーパーキャパシタを交換した後プリセットメモリーに放送局を登録し直し、コンセントから抜いてそのまま数日間放置してみましたが、きちんと内容が保持されるようになりました。


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Amazon Fire TV (4k対応版)を使ってみました。 [AV機器]

少し前から検討していた動画視聴サービスへの加入ですが、結局Amazon Prime Videoを使うことに決めました。映画やドラマなど視聴出来る本数は十分ですし、他にも普段のAmazonでの買い物の配送日時指定が無料になったり(完全には防げませんがデリバリープロパイダ回避にかなり有益です。)prime reading でKindle本も読めたりAmazon Musicの一部も使えたりと年間3,900円としてはお得すぎるサービスだと思います。

4kで視聴出来る環境も整ってきたし、ちょうど先日のPrime Dayのセールで安くなっていたAmazon Fire TV を買ってみました。2017年に発売されたFire TVとしては第3世代にあたる 4K Ultra HD(2160p) 再生に対応したモデルで、Bluetooth接続の音声認識リモコンが付属しています。一月ほど使ってみたので軽くレビューしてみようと思います。

firetv-1.JPG6.5cm四方、厚さ1.5cmと非常にコンパクトに作られた本体にはARMベースのクアッドコアCPUとGPU、2GBのRAMと8GBのストレージ、802.11ac対応のWi-Fi(これについては後述)にBluetoothなど盛りだくさんのハードウェアが詰め込まれている反面、入出力端子はHDMI出力と電源確保用のMicro USB端子のみととてもシンプルです。
Fire TV Stickという半額ほどで買えるモデルもありますが、4kやAtmosには対応していないのとFire TVの方がCPUクロックやメモリに余裕があるので今後も考えてFire TVの方を買っておくのはアリだと思います。また、Stickの方はさらにコンパクトなボディになっているためか発熱による問題がやや出やすいようですね。どちらもちょくちょくセールで安くなっているようなのでタイミングを見計らって購入するのがよいでしょう。

firetv-2.JPGパッケージの中身です。Fire TV本体、音声認識機能の付いたリモコンと電池、9WのACアダプタ、電源用の Micro USB ケーブル、スタートガイドが付属していました。この手のデバイスにありがちですがスタートガイドはほんとに基本的なことしか書かれていません。まあ確かに使えばすぐに分かるでしょうが。
というページが用意されているので一度を通しておいてもいいと思います。
リモコンの電池はやや消耗が早いようなのでeneloopなどを使うようにした方がよいかも知れません。

firetv-3.JPG本体の重さは約90gと非常に軽く作られています。
テレビやAVアンプなどのHDMI端子から直接ぶら下げるような感じになるので、最初見た時はAV機器側の端子に負担を掛けてしまうのではないかとやや不安を感じましたが、このくらい軽ければ確かに問題はなさそうですね。本体から伸びているHDMIケーブルの強度も十分で、よく考えて作られているなと感じました。
それでもやっぱりプラプラして不安だという場合は両面テープで軽くテレビの裏などに固定してしまうとよいでしょう。ただ、StickほどではないにせよFire TV本体の発熱はあるようなので、なるべく通気性の良さそうな場所にしておいた方がいいと思います。
HDMIケーブルの出ている対角に充電用のUSBケーブルを接続するという形になります。9Wの電源アダプタが付属していますが、充電器側は一般的なType-Aのコネクタなので市販の多数の充電ポートが付いたスマホ用充電器を使ってまとめることも可能です。


Fire TVは基本的にはWi-Fiでネットに接続することになります。15Mbps~30Mbps程度の回線速度が得られれば4k・HDRでの視聴にも支障は無いそうですのでスペック的にはWi-Fi接続で問題はないはずです。

さて、早速AVアンプの Marantz NR1608 のHDMI端子に繋いでセットアップを始めてみたのですがここである問題にぶち当たり、ちょっとばかり悩むことになりました。どうしてもWi-Fiの5GHz帯のチャンネルが認識されないのです。

Fire TVのWi-Fi は IEEE802.11a/b/g/n/ac に対応していますがAmazonがどうやら日本の電波法の制限を嫌っているようで、実はacの5GHz帯はW52の36, 40, 44, 48の4チャンネルにのみにしか対応していません。製品のページにもこのことは書かれてはいるのですが、Wi-Fiルーター側でW53やW56が有効になっているとFire TV では5GHz帯の認識すらしてくれないという事までは書かれていないので注意が必要です。うちはWi-FiのアクセスポイントとしてNECのAterm WG1800HP2 を使っているのですが、IEEE802.11gの2.4GHz帯での接続はすぐにできたものの電子レンジなどの影響が少ないと言われているacの5GHz帯が全く認識されず、検索してこのことに気付くまで随分悩みました。その後WG1800HP2側でW53とW56を無効に設定したところようやく5GHz帯での通信もできるようになりました。


Wi-Fiが安定せず、有線LANで接続したいという場合はオプションで『 Amazon イーサネットアダプタ 』という下の写真のようなパーツが用意されていて、電源用USBケーブルと本体の間に入れて使うという形になります。正直有線LANのコネクタくらいは残しておいて欲しかったところですけど。

ただ、こちらのアダプタは回線速度が100Mbpsまでしか対応していないので、Wi-Fiの5GHz帯の接続安定性に問題が無ければ無線LANに任せた方がよいかも知れません。

firetv-speed.JPGとりあえずセットアップを済ませた後Fire TVの回線速度を測ってみました。
測定のためにFire TVにアプリとして用意されているFireFoxをインストールし、ブラウザから音声検索で「スピードテスト」と入力して表示されたページの中からFlashなどを使っておらずFire TVでも動作が可能な『 スピードテスト.jp 』という測定サイトを使いました。
母回線はSo-netのv6プラス、Wi-Fiは5GHz帯での接続です。これくらいの回線速度が得られていれば4k作品の視聴環境としては問題無さそうですね。


セットアップは本体から伸びているHDMIケーブルをAV機器に繋いで電源用のUSBケーブルを接続したら後はリモコンの電池を入れて画面の指示に従っていくだけで簡単に行うことができます。その際上で述べた5GHz帯でのWi-Fi接続時の制限事項にだけ気をつければ特に問題は無いと思います。


リモコンに関しては賛否両論あるようですが手にもよく馴染み、実際に使ってみると非常にレスポンスが良いので少なくとも私の場合は特に操作でストレスを感じるようなことは今のところありません。

残念ながらAlexaを搭載しているわけではありませんが、音声認識での検索の精度はなかなか良いようで意外にもスムーズに見たい作品を探すことができたのは驚きでした。ただ、見たい作品が決まっている場合は音声検索でピンポイントに探せばよいですが、リストにあるものをざっと見てどれを見るか決めるという場合はPCなどで予めウォッチリストに登録して置いた方が楽だと思います。

Abema TVやNetflix、DAZNなどはアプリをインストールすることで利用できるようになります。面白いと思ったのはAmazon Musicのアプリで、画面にちょうど歌っている場所の歌詞がカラオケのように表示されていきます。Music Unlimitedを契約していればかなり快適に使えるだろうと思います。Abema TVについてはアプリの安定性が今ひとつなのかチャンネル切替時にたまに操作を受け付けなくなってしまうことがあるようです。

YouTubeに関してはFire TVに用意されている「Silk」や「Fire Fox」のブラウザ上で再生するという形になります。以前は専用のアプリがあったそうですが、Googleとの勢力争いのとばっちりを受けた形で使えなくなってしまいました。利用者にとっては迷惑この上ない話ですが、とりあえず視聴はできるようになっているのでまあよしとしましょう。個人的にはYouTubeはPCで見る事がほとんどなので映ればいいです。


映像出力は2160pの4k・60fpsにまで対応、HDR表示も可能になっています。音声出力もDolby Digitalの他にもDolby Atmosにまで対応していますが、現在の所まだ4kに対応した作品はごく僅かしかないようです。この辺りは今後に期待するしかありません。

firetv-5.jpg4k作品の視聴には最低15Mbps以上の回線速度とディスプレイが HDCP 2.2 へ対応していることが必須条件です。まずこれらの条件を満たしていない場合はFire TVを使っていても4k作品の視聴はできません。

どうやら再生を始めてから裏で回線速度などのチェックを行いながら最適な画質を探っているようで、条件を満たしていても最初からUltra HDで視聴出来るわけではなく、数十秒程してからUltra HDへ切り替わっているようです。切り替わると左の写真のように画面左下に「Ultra HD」の表示が出ます。


ベースがandoroid OS なのでFire TVの「開発者オプション」をいじっておけば比較的自由にスマホのようにアプリを追加して入れていくことが出来るようです。ただ、リモコンで操作することになるので不都合の出てくるものもかなりあるでしょう。アプリについては追々いくつか試してみるつもりですが、あまり変なものを入れてしまうと踏み台などにされてしまう恐れもありますので、ある程度信用と実績のあるものを必要最小限に入れるというようにしておいた方がいいと思います。


Amazon Primeに入っているなら買って損はないと思います。PCからでも視聴することはできますが今後増えて来るであろう4kでの視聴やDolby Atmosなど5.1ch以上での音声再生はできませんから。
Prime Videoには恐らく期間限定なのでしょうが8月に入ってLa La Landやシン・ゴジラといった作品(4K配信ではないですけどね。)も追加されていますし、まだ利用したことのない方もまずは一度体験入会してみる事をお勧めします。

また、「Prime Videoチャンネル」というサービスが今年の6月から始まっており、追加料金を支払えばFire TV上で「J SPORTS」なども観れるようになっているので、来年のLe Mans 24時間レースのシーズンには期間契約してみるのもいいかなと思っています。J SPORTSに関してはもう少し料金が下がってくれるとよいのですが・・・。


Fire TV - 4K・HDR 対応、音声認識リモコン付属

Fire TV - 4K・HDR 対応、音声認識リモコン付属

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Marantz NR1608 が AirPlay 2 に対応! [AV機器]

8/10付で公開されたファームウェア・アップデートによって Marantz NR1608 が AirPlay 2 に正式対応しました。「自動アップデート」を有効にしておけばスタンバイ状態の時に自動的にダウンロードして更新してくれます。(ネット接続が必要)



AirPlay 2 は iOS 11.4 でiOSデバイスに追加された新機能で、対応機器同志では操作を行ってから音声が再生されるまでの時間が短縮され、動画を再生した際の映像と音声とのズレが少なくなるなど以前のAirPlayより機能の向上が図られているそうです。

今年度モデルのNR1609が対応するであろうことは容易に想像できましたが、型落ちとなるNR1608での扱いがどうなるかについては、AirPlay 2 が発表された際に公開されていた米国アップルの対応予定機器リストに載っていたので期待はしていたものの不安も残るという状況でした。3ヶ月ほどかかりはしましたが、こうして晴れて対応が発表されてほっとしています。1月には5年前のモデルのファームウェア・アップデートも公開されていますし、MarantzはAV機器メーカーとしてはなかなか面倒見の良い所だと思います。


実際に使ってみて確かにiPadなどでの再生開始からAirPlayで繋いだNR1608で音が出るまでの間は短くなっているようです。ただ、多分これ、すぐにこの状態に慣れてしまいますね。まあ意識すること無く使えるというのはいいことなのでしょうが。AirPlay自体がAppleの製品を使っているとradikoの音声を飛ばせたりと非常に多くの恩恵を受けることの出来る機能ですので、対応機器を持っている場合は使わない手は無いですね。

AirPlay 2 の機能紹介と使い方の例などは以下をご参照ください。

新しいAirPlay(Apple)



現在は後継機のNR1609が販売されています。機能的にはNR1608とほぼ同じですが、追加でフォノイコライザが搭載され、内部電源回路などが改良されているそうです。




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アンプI !? [AV機器]

2月末にAVアンプを Marantz の NR1608 に買い換えてから時々不思議な、そして非常に迷惑な現象に悩まされていました。音楽やラジオを聞いていると内容までは聞き取れないものの昼夜関係なく不定期になにかの会話のような音声がスピーカーから流れてくるのです。たいていは1回当たり10分もしないうちに収まるのですが1日に何度も聞こえてくる時もありますし、この聞き取れるか聞き取れないかギリギリの音量というのがものすごく気になって仕方ありませんでした。

この怪音が鳴っている時にiPhoneで録音し、ソフトを使って一部を切り出してそのまま増幅しただけなので背景音のノイズも酷いですが、以下のファイルの様な「くぁwせdrftgyふじこlp~どうぞぉ~」といった感じのタクシー無線か何かの会話音らしきものが聞こえます。内容までは聞き取れませんが・・・。


不思議だったのはこの音声は常に同じ方の声のようで、アンプのボリューム位置にかかわらずギリギリ聞こえるけどはっきり邪魔になる一定の音量であること、入力をミュートにしても聞こえてくること、会話の相手方の返信のようなものは聞こえてこないことでした。アンプの電源を落とすと音は聞こえなくなるのでNR1608に何らかの原因があるのは間違いなさそうです。

2月まではONKYOのT-433というFM/AMチューナーをNR-365に繋げていましたが、NR1608はチューナーを内蔵しているので3月以降はT-433を取り外してアンテナケーブルも直接NR1608に繋いでいました。このようにAV機器の構成を変更してから気になりだした現象だったのでNR1608を疑ったわけですが、T-433の使用頻度はそれ程高いわけではなく、常時電源を入れていたわけではなかったから分からなかっただけでT-433を使っていた頃もこの怪音を拾っていたのかも知れません。



色々調べてみるとどうやら「アンプI(アイ)」という現象らしいということが分かりました。(ステレオI(アイ)とも呼ぶそうです。)「アンプI(アイ)」とは電波障害の一種だそうで、電源ラインやスピーカーケーブルなどがアンテナとして機能してしまい、無線などの電波を拾ってスピーカー出力に混入してしまう現象のことのようです。ちなみに「I(アイ)」は「Interfere(=干渉する)」の略らしいです。


原因となっている電波の発信元が特定できれば対策をお願いすることもできるようなのですが、一体何を喋っているのか全く分からない状況なので解決への糸口を掴むことも難しそうです。そこで、とりあえず応急対策として一番簡単にできそうなフェライトコアをスピーカーケーブルやアンテナケーブル、電源ケーブルなど原因となりそうな場所に取り付けることでしばらく様子を見てみることにしました。

TDK製のフェライトコアの性能が良いようなのですが、果たして効果があるのかどうか取り付けてみないことには分からないのとやや値が張るので、Amazonでそこそこレビューの評判も良かったMacLabと言う所のフェライトコアを購入することにしました。

fcore-1.jpg10個入りで1,000円程度とお手頃です。
パッチンコアと呼ばれるタイプで、ケーブルを挟んで文字通りパチンとはめるだけと非常に取り付けが簡単です。
実際のところ本当にこんな簡単なもので効果が得られるのかどうか半信半疑だったので、とりあえずΦ9.0mmのものの10個セットを購入して試してみることにしました。
電源ケーブル、スピーカーケーブル、アンテナケーブルに取り付けて1週間ほど様子を見ていると、完全ではないものの確かに以前より怪音が気になる頻度は減っているようです。

フェライトコアはどうやらケーブルの太さににぴったりのものを使うか、あるいはコアに数回巻き付ける方がより効果を得られるらしいということも分かったので、追加でΦ7.0mmのセットも購入してサブウーファーのケーブルや映像信号ケーブルなどにも取り付けてみたところ、なんと!ほぼ完全に抑えることに成功したようです。フェライトコアを増やしてから更に2週間ほど様子を見ていましたが、アンプIと思われる現象には遭っていません。正直ここまで効果が得られるとは考えていなかっただけにこれは嬉しい誤算でした。

アンプIと思われる現象に悩まされる事などほとんど無いかも知れませんが、もし同種の問題を抱えている方が居られましたらフェライトコアの実装を試してみることをお勧めします。ただ、決してステマなどではありませんが、個々のケースで効果があるかどうかはやってみなければ分かりませんので悪しからず。





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ONKYO DAC-HA200 ではじめてのポタアン! [AV機器]

ONKYO製ハイレゾ対応USB-DAC搭載ポータブルヘッドホンアンプの「 DAC-HA200 」を買ってみました。移動中に音楽を聴く時は Beats X などのBluetoothイヤホンが便利なのでそれで十分なのですが、寝床で音楽を聴いたり動画やTVを見たりするのに一つ欲しいなと思っていたのでした。

実売1万円~3万円くらいのポタアン市場はかなり競争が激しいようで、各社から様々な製品が投入されています。2014年7月発売とこの手の製品ではかなりのロングセラーとなっていたDAC-HA200以外には、SONYの「PHA-1A」、2月に発売された FiiOの「Q1 Mark II」を候補としていましたが、最終的にさすがに販売終了が近いのかかなりお手頃な価格になっていたDAC-HA200を購入することに決めました。

詳細な仕様はこちらから ⇒⇒ DAC-HA200 SPECIFICATION

外観を見ても分かるとおり、TEACの HA-P50 とは共同開発による姉妹機にあたります。両者ともDACはBurrBrown製の「PCM 5102」を採用していますが、オペアンプにHA-P50 が「OPA1652」を使用しているのに対してDAC-HA200では「MUSES 8920」を採用することと、それぞれのスマホ用アプリの違いで特色を出しています。特にDAC-HA200では「 ONKYO HF Player 」のアップサンプリング機能がなかなか優秀なようです。

この非常にコンパクトなサイズにしては入力系統もUSBがMicroとType-Aの2系統、アナログに光入力まで可能となかなかに豊富で、iOS・Android双方のスマホに接続して使う事ができるほかノートPCと一緒に持ち歩くというのも良さそうです。また、最近のiPhoneはイヤホンジャックが廃止されてしまって3.5mmミニプラグの有線イヤホンがそのままでは使えなくなってしまっているので将来iPhoneを買い換えた時も本機があるとお気に入りのイヤホン・ヘッドホンを使い続けることができます。

ha200-1.jpg正面にはボリュームノブ(電源スイッチを兼ねています。)、ヘッドホン端子(3.5mmステレオミニプラグ)、光/アナログ入力端子(光ミニプラグ/3.5mmステレオミニプラグ兼用)、GAIN切替スイッチと電源・バッテリー充電状態のインジケーターがあります。

付属品は、USB-Micro USBケーブル、USB-A DC充電ケーブル、スマホなどを固定する為のシリコンゴムバンドx2本となっていました。充電器は付属しませんが、普通のスマホ用充電器を使う事ができます。

ha200-2.jpg背面には電源端子、オーディオ信号入力用のMicro USBとUSB Type-A端子、入力系統切替スイッチが配置されています。前面・後面共に端子部分を保護するような出っ張りがありますが、前面はボリュームやL字型のイヤホンジャックを保護するに足る位の長さが確保されているものの背面のそれは短く、スマホなどと接続するUSBコネクタなどもほとんど剥き出しの状態になってしまいます。レビューなどを見ているとUSBコネクタが破損したというものをちょくちょく見かけますが、確かに鞄などに入れていると負荷がかかるだろうなと思います。

ボディはボリューム部分の赤いラインがアクセントとなっており、なかなかの高級感があります。スマホなどとほぼ同じサイズに210gはややずっしりしていますが、ボディは金属製で強度は十分です。

iPhone SEと重ねてみるとぴったりのサイズでした。付属のシリコンバンドでまとめてみましたが、かなりの厚さになるのでポケットに入れるというのはやはり無理がありそうです。iPhone SEとの接続には手持ちで一番短かった20cm程の Powerbeats3 付属のLightning-USB ケーブルを使ってみましたが、コネクタ部分の出っ張りは如何ともし難いですね。鞄に入れて持ち運ぶとしてもやはりコネクタにはかなり無理がかかるのではないかと思いました。腰にベルトで固定できるような方法があれば移動中も使いやすいかも知れませんが。
持ち運びを考えた場合、とにかく使用中に正面からイヤホンケーブル、背面からはスマホとの接続用USBケーブルと両端からケーブルが出てしまうのがよろしくないです。コネクタの配置を工夫して正面にボリュームとステレオミニジャック、USB端子を配置できていればもっと使い勝手がよかっただろうと思います。


音に関してはとても満足しています。SONYのヘッドホン「 MDR-100A 」と接続してみたところ、iPhoneやiPadのイヤホンジャックから直接接続した時と比べて明らかに音の厚みが増していると感じることができました。今まで聞こえていなかった繊細な音も聞き取ることができ、ちょっとした驚きがありました。イヤホンではONKYOの「 e-700m 」を接続してみましたが、こちらもやはり低音が締まってしっかり聞こえるようになったようで弦楽器などの響きもよく、全体的に情報量が増えたように感じます。

間にポタアンを挟むことで音質的にはしっかり変化を感じることができ、ボリューム調節もDAC-HA200で楽にできるのでよいのですが、イヤホンなどに付いているリモコンを使ってのスキップや停止などの操作ができなくなってスマホなどで直接操作せざるを得ないのは仕方のない事とはいえやはりちょっと不便ですね。


「 ONKYO HF Player 」も試してみました。本来はハイレゾ再生機能のロック解除に1,200円を支払ってアプリの拡張パックを購入する必要がありますが、DAC-HA200 を接続していると無料で同等の機能が使えます。iOSとAndroidの両方に対応しているほかにWindows版とMac版も存在しますが、Windows版はプレイリストなどが申し訳程度の機能しか無く。正直使いにくいとは言えませんでした。Windows上でアップサンプリングの行えるソフトは色々あるので他のソフトを使った方がよいと思います。Mac版については使ったことが無いのでなんとも言えません。

iPhone・iPadとの接続では、DAC-HA200を接続するとアプリで感知してONKYO HF Playerの機能ロックが解除され、FLACやDSD、Ogg Vorbisなどのハイレゾ音源の再生機能が使用できるようになります。

再生できる曲はiPadやiPhone本体のiTunesライブラリに保存されている曲に限られます。そのためリッピングなどをした曲はあらかじめスマホなどに転送しておく必要があります。NASなどのネットワーク機器からの再生には対応していません。また、同じスマホに保存されていても他の音楽ダウンロードサービス(dミュージックなど)で購入した曲は保存場所が違うのか認識されません。再生させたい場合はリッピングした曲などと同じようにiTunesのフォルダに転送しておく必要があります。

多少事前準備に手間がかかる面はありますが、アプリの操作性自体は歌詞表示などにも対応しており、まずまずと言ったところです。iPhone・iPadではアプリ上で「48kHzモード」に設定するとアップサンプリング機能が有効になって96kHzでの再生が可能になるようです。





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AVアンプを Marantz NR1608 に交換! [AV機器]

そろそろ4k対応のディスプレイを買いたいと思っていたのと、年度末かつそろそろ後継機が発表される時期にさしかかっている事もあってお買い得価格になっていたので、2月の終わりにAVアンプをONKYOのNR365から MarantzのNR1608 へと買い換えました。1ヶ月ほど使ってみたので感想など書いてみようと思います。NR365を買った時は個人的に4k環境なんてまだまだ必要ないだろうと思っていたのですが、PS4 Proが発売されたり動画配信サービスで4kに対応する所が出てきたりと予想以上に普及してきているようです。

AVアンプというとスピーカーも含めて入出力端子の多さから大型で背の高い重量級モデルが多く、コンパクトなモデルを探そうとすると選択肢がかなり限られてしまいます。その少ない選択肢の中でMarantz の NR1608 は機能的にも音質的にも頭一つ飛び抜けてるのではないかと思います。(他のコンパクトモデルとは少し価格帯も上になりますがお買い得な時期ですし。)

1608-1.jpgHDMIの入力は前面も合わせて8系統もあって十分な数が確保されています。最近ではゲーム機やApple TV、Fire TV Stickといった動画視聴サービス用のSTB(Set Top Box)などのHDMI入力が必要な機器が増えているのでこの数は将来的にもかなり安心感があります。
反面HDMI出力は1系統しか用意されていませんが、このコンパクトな筐体と背面にぎっちり配置された端子群を見ているとやむを得ないかなとは思います。
スピーカー端子もバネ式の簡素なものではなく、バナナプラグにも対応したしっかりしたものを備えています。
「かんたんスタートガイド」以外の取扱説明書はPDFマニュアルです。NASに入れてiPadで見れるようにしているのでかえって邪魔にならずありがたいです。
電源ケーブルとHDMIケーブルをモニターに繋いで電源を入れるだけで画面上に「セッタップアシスタント」が表示され、マニュアルなど読まなくても指示に従っていくだけで一通りのセットアップができてしまうというのには驚きました。接続に不慣れな人のことまでよく考えられていると思います。

リモコンを使って画面を見ながらセットアップを進めていくわけですが、噂通りリモコンの操作性はボタンを押してからワンテンポ遅れるような感じで決していいとは言えませんね。いや、はっきり言ってかなり悪いです。iPhoneなどでiOS用アプリである「Marantz 2016 AVR Remote」と「HEOS」アプリがダウンロードできるのでできるだけ早く落としてスマホをリモコンとして使えるようにした方が断然快適に操作することができると思います。

MarantzのAVアンプには「Audyssey MultEQ」という使用する部屋の音響特性に合わせて最適な音場補正を自動で行ってくれる機能が搭載されています。こちらも付属の測定用マイクを繋いで画面の指示に従って何度か測定してやるだけで簡単にセットアップできるのですが、カメラ用三脚などを持っていない人のために立派な紙製の組み立て式マイクスタンドまで付属しています。他にもスピーカーケーブルを区別しやすくするシールセットが付属していたりと細かな気配りがなかなかすごいと思いました。測定後に自分で微調整はした方がいいと思いますが、大体の設定を自動でしてくれるというのはやはり便利なものです。


さて、NR-1608にはFM/AMチューナーが内蔵されています。これまではONKYOのT-433というFM/AMチューナーを使っていましたが機材整理も兼ねてこちらに任せることにしました。ただ購入前に色々調べているとNR1608に内蔵されているFMチューナーへアンテナ線を繋ぐにはPAL型のコネクタが要る模様。PAL型というと主に欧州で使われている規格だったと記憶していますが、日本で使われているオーディオ機器のFMアンテナ接続部はF型がほとんどで私もコネクタなどは持っていません。しかもPAL型コネクタと言われてもオスとメスの区別があって更に太さの異なる種類もあるようで、製品写真から適合しそうな変換プラグを探そうとして困ってしまいました。
1608-2.jpgそこでNR1608の取扱元であるディーアンドエムホールディングスのサポートにメールで連絡して聞いてみたところ、日本アンテナの「LP-P-SP」というF型L字接栓を案内して頂けました。
営業時間中でしたが連絡してから2時間ほどで丁寧な回答を頂けましたしサポートセンターの対応はなかなか迅速でよいのではないでしょうか。早速購入してみましたが、小型の部品の割にとても作りがしっかりしていて見事にNR-1608のFMアンテナ端子に適合し、ばっちりFMも聴けるようになりました。

今時のAVアンプらしくネットワークオーディオプレイヤーとしての機能も充実していて、「HEOS」という機能を使ってNASからの楽曲再生はもちろんのことTuneInで提供されている世界中のインターネットラジオや、有料プランでの契約があればSpotifyやAmazon Prime Musicなども利用できます。ただ、残念ながら日本では既にかなり普及しているradikoの直接再生機能がありませんでした。
1608-3.jpgなんとか再生できる方法はないものかと思っていたところ、Apple製品を使っている場合は「AirPlay」という機能が使えることに気付きました。AirPlayという機能の存在自体は以前から知っていたものの具体的にどういう風に使えるのかよく分かっていなかったのですが、使ってみるといやはや便利便利。
繋ぎ方はiPhoneなどでradikoアプリを立ち上げて再生しておき、画面を下から上にスワイプしてコントロールセンターを表示させたら左の画像の赤丸の部分をタップして表示される「Marantz NR1608」を選ぶだけ。
これでradikoに限らずiPhoneやiPadなどで再生している全ての音声をNR1608から鳴らすことが出来、ゲームのBGMすら飛ばすことができます。(遅延は結構ものすごいですが。)
さらにiPhoneやiPadからコントロールセンターのスライダーを上下させるだけでアンプのボリューム調節まで出来てしまう(!)便利さには本当に驚きました。

AirPlayの話が続いてしまいますが、PCで起動しているiTunesの再生もネットワーク経由で直接NR1608を鳴らすことができます。M-DAXという圧縮オーディオの補正機能も併用できるのですが、これは結構効果が得られるようでちょっと分かるくらい差のある豊かな再生音が得られて驚きました。

フロントDali Zensor3、センターDali Zensor Vokal、リアONKYO D-108M、サブウーファーFostex PM-SUB8でセットアップしてみましたが映画を観るにも音楽を聴くにも個人的にはなかなか満足いく環境にできました。リアも変えたいところではありますが欲を言えば切りが無いし・・・。現時点で利用可能なオーディオフォーマットに幅広く対応していますし、プリアウト端子を装備していたりバイワイヤリングに対応していたりと将来的な拡張性があるというのは頼もしい限りです。4k映像出力に関してはまだ肝心のモニターが用意できていないのでもうしばらくの間はお預けです。





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サブウーファーの音量を手元で調節できるように FOSTEX のボリューム・コントローラーを入れてみました。 [AV機器]

先日サブウーファーを FOSTEX PM-SUB8 へ変更し、操作パネルが背面にあって弄りにくいので普段はオートスタンバイ機能をONにして使っているのですが、信号の入力レベルに反応するのでどうしても欲しいなと思う時になかなか起きてくれなかったり逆に深夜など今は必要ないのにという時でも鳴り始めたりしてしまうことがあります。

pc1e-1d.jpgそこでAVアンプの Subwoofer Preout 端子とPM-SUB8の間に同じ FOSTEXから発売されている PC-1e というボリューム・コントローラーを入れてやることにしました。
見ての通り、2連の可変抵抗を使って信号レベルを絞るだけの極々単純な製品です。6cm四方くらいの手の平に乗る大きさですが裏には滑り止めもあり、筐体も金属製で作りはしっかりしています。部品を集めて自作することも充分可能ですが、2,000円ちょっとで買えますしケース加工の手間や価格を考えると素直に買ってしまった方がいいでしょう。これをベースに改造している方もいらっしゃるようです。
入力側がφ3.5mmステレオミニジャック、出力側がRCAピン(L,R)となっています。逆差しをするとボリュームを絞った時に信号が出力側でショートするのでしない方がいいです。最悪機器破損に繋がりかねません。

AVアンプの Subwoofer Preout と接続するのに当たってモノラルRCA→3.5mmミニプラグというケーブルは市場で見かけなかったので、Amazon basic のサブウーファー用ケーブル(値段の割になかなかしっかりしたケーブルです。)の片方をちょん切って3.5mmミニプラグに付け替えて使う事にしました。安価なケーブルだとこうした事をするのに抵抗感を感じなくて済むのでよいです(笑)。

pc1e-2b.jpg付け替える3.5mmミニプラグにはΦ2.5mm~5.0mmまでのケーブルが使える AMPHENOL の KS3PC-AU を使ってみました。絶縁確保用のチューブも付属しています。Hot側の端子にはガイド穴が空いていてとても半田づけし易くなっていますが、Cold側はそうしたガイド穴が無いので端子部に予備ハンダを施しておかないとやりにくいと思います。また、ケーブル保護用のゴムブッシュが付属していますが今回使用したAmazonのケーブルは通せなかったので使用せず別途熱収縮チューブで補強しておきました。

pc1e-3b.jpgRCAケーブルでサブウーファーとの接続を済ませた後、AVアンプ側のサブウーファー出力を少し高めに設定しておいてオートスタンバイ機能が反応しやすくしつつサブウーファー本体のボリュームを小さめにして使う事にしました。
これでサブウーファーが必要ない時はPC-1eのボリュームを絞っておけば起動させずに済みます。
ボリュームノブに一応窪みはありますが触っても分かりにくいので、特に暗いとボリュームがどの辺りにあるのか分かりにくい事だけが残念です。


やはりわざわざサブウーファーの背面に手を伸ばしてボリューム調節をせずに手元でできるというのは非常に便利ですね。金属筐体なので机上に置いても安っぽさは感じません。



FOSTEX ボリューム・コントローラー PC-1e(B) ブラック

FOSTEX ボリューム・コントローラー PC-1e(B) ブラック

  • 出版社/メーカー: FOSTEX
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SONYのヘッドホン:MDR-100A用に長めのヘッドホンケーブルを作成してみました。 [AV機器]

SONYのMDR-100Aにはリモコン付きと無しのそれぞれ1.2mの長さのケーブルしか付属して居らず、AVアンプなどに接続して使う場合には短すぎてかなり不便です。やはり2.5m~3m程度の長さは欲しいところですが、最近のヘッドホンはスマホやDAPなどのポータブル機器での利用を念頭に置いているのか短いケーブルしか付属していないケースが多いようです。
ヘッドホンやイヤホンのケーブルを交換して音質を変えようという「リケーブル」という行為がわりと広まっているようで交換用のケーブル自体は様々なメーカーからそこそこ豊富に発売されています。(期待した効果が得られるかどうかなかなか微妙なところではありますが・・・。)ただ、SONYのMDR-100AやMDR-1Aなどでは残念ながら下記理由で買えばどれでも使えるというわけにはいきません。

100a-r1b.jpg左の写真はMDR-100A本体への接続部分ですが、写真の様にプラグの根元の所に段差と羽根の付いた少し特殊な形状になっています。このような段差のないプラグでは端子の奥まで届かずヘッドホンの片側からしか音が出なかったりします。また、この段差部分の直径が同じような形状で市販されているケーブルの多くより小さくなっているので更に選択肢が少なくなっています。
既製品でAVアンプなどでも使いやすい3m程度のものを買うとなると、 SONYの MUC-S30UM1(3.0m)OYAIDE の HPSC-35(2.5m)辺りくらいになってしまうのですが、どちらも主に上位機種のMDR-1Aなどで使われることを想定しているようでそこそこいい値段がしますし、MDR-100A本体の価格を考えると少し勿体ないような気にならずにいられなかったので自作してみることにしました。今回は音質がどうこうというより利便性の向上の為です。


100a-r2a.jpgまずは3.5mmのステレオミニプラグの選定です。
ヘッドホン本体側のプラグは上記理由からあまり選択肢は多くありません。今回は4極バランスプラグの
  NOBUNAGA Labs NLP-PRO-IS3.5/4
にしました。「日本製」の文字にも惹かれます。
機器接続側のプラグはなんでも良かったのですが、せっかくなので同じメーカーで合わせることとし、
  NOBUNAGA Labs NLP-PRO-TP3.5
を使うことにしました。こちらは3極です。
どちらのプラグも仕様上では4mmまでの太さのケーブルが使えるようになっています。


ヘッドホン側のプラグも3極でよいという場合はやや入手性が悪くなりますが、オヤイデの P-3.5SRHP でも大丈夫なはずです。

100a-r4a.jpgケーブルは Mogami Neglex 2893 という4芯シールドケーブルを使うことにしました。Φ4.8mmとやや太めですがケーブルはとてもしなやかです。発注単位の都合上3m購入しましたが、ちょっと長すぎるかなと思ったので2.5mにして使うことにしました。ベルデンの88760/88761なども考えましたが調べているとかなり固いケーブルらしく、ヘッドホンケーブルとしての取り回しなどを考慮してMogami 2893の方にしました。せっかく4芯なのでなんちゃって独立グランドケーブルもどきということで(笑)。信号ケーブルは全て色分けされているので作業し易くて助かります。


手持ちには以前ホームセンターで購入したΦ2mmとかなり太い極普通の鉛入りハンダしか無かったので、オヤイデ電機の 音響専用合金ハンダ SS-47 (50g) も用意しました。半田ごても本当は極細のコテ先のものがあればいいのですが、こちらはとりあえずコテ先をヤスリで削って尖らせて使うことにしました。
また、細かい半田づけ作業になるので適当な小型のバイス(万力)と、端子部の絶縁&補強用に熱収縮チューブくらいはあった方がいいと思います。

100a-r5a.jpg左が結線図になります。
MDR-100AやMDR-1Aの4極端子はやや特殊な結線になっているようなので注意が必要です。(L(-)とR(-)が逆になっているのが主流のようです。)この辺りの融通が利くのは自作ケーブルのいいところですね。
端子部分の黒いところは絶縁用の樹脂部品になっています。半田ごてを当てすぎると溶けてしまうので素早く作業を終わらせる必要があります。

100a-r6c.jpg
ケースのケーブルを通す部分の内径が4mm、ケーブルの外径が4.8mmなので僅かな差ですがそのままではギリギリケーブルを通すことができません。なのでリーマーを使ってぐりぐりやって少し直径を広げてやりました。シェルは真鍮製なので加工は楽です。また、シェルや熱収縮チューブなどは先にケーブルに通しておくのを忘れないように。結構ありがちな失敗ですが絶望を味わうことになってしまいます。。。


まずは練習を兼ねて比較的作業の楽な3極の方から半田づけしていくことにします。プラグの端子部分に当てがいながら線材の長さを調節し、被覆を剥いて予備ハンダを施しておきます。こちらは3極なのでL(-)とR(-)は纏めてよじっておきました。プラグをバイスに固定して予め端子部分にも予備ハンダを乗せておき、できるだけ短時間で作業を終わらせられるようにしておきます。(絶縁部が溶けるので。)
共通GNDをまず半田づけして線材が動かないようにし、その後ラジオペンチでL(+)とR(+)の線材をつまみながらを半田づけしました。作業後テスターで導通検査をしてショートしてないことを確認します。
100a-r7b.jpg
次に4極の方です。こちらも同様にまずプラグの端子部分に当てがいながら線材をカットし、被覆を剥いた線材とバイスで固定したプラグ端子の双方に予備ハンダを施しておいてから先にL(-)を半田づけしてケーブルを固定し、L(+)→R(+)→R(-)の順に半田づけしました。細かい分3極プラグより難易度は上がります。
こちらもテスターで導通検査をしてショートしてないことを確認してから熱収縮チューブを被せてプラグケースとの絶縁を確保しておきます。熱収縮チューブの収縮にはライターなどでさっと炙る人が多いようですが私は煙草は吸わないので手持ちが無く、半田ごての根元部分に紙を巻いてワンクッション置いたものを直接チューブに押し当てるという荒技を使いました。とてもお勧めできる方法ではありませんが・・・。
100a-r8a.jpg
半田づけがかなり細かい作業になるので通販番組なんかで見かける頭に固定できるサンバイザー型のルーペのようなものがあるとかなり作業が楽になるかと思います。関係ないですが撮影用にスマホ用のマクロレンズが欲しいなあ・・・。

100a-r9a.jpg最後にもう一度ショートしてないか確認をし、完成したケーブルをヘッドホンに取り付けてみました。ヘッドホン側のプラグもカチッと気持ちよく奥まではまり、見た目にも統一感があってなかなか良い感じです。
早速音を出して確認してみましたが音質的にも問題は無く、左右に音を振ってもきちんと出力されていて結線ミスなどもなさそうで安心しました。主にAVアンプへの接続用として使うつもりなので機器接続側のプラグは直接6.3mmの標準プラグにしてもよかったのですが、汎用性を考えて3.5mmのミニプラグを使いました。変換プラグも標準→ミニよりミニ→標準の方が遥かに入手しやすいですし、標準→ミニの変換プラグはジャックの方の強度が心配になる見た目ですしね。
3月に発売されたばかりのMDR-1AM2もヘッドホン側のプラグの段差部分の直径や結線はMDR-1A/MDR-100Aと同じようなので同様にケーブルを作成することができると思います。まあ1Aクラスのヘッドホンでしたら市販のケーブルを買ってもいいでしょうが。

そうそう、作業中にハンダの付いたコテ先を誤ってプラグのネジになっている部分に当ててしまい、付着したハンダのせいでシェルがねじ込めなくなってしまってハンダを除去するのに苦労する羽目に陥りました。このようなことにならないようにご注意を・・・って普通はしませんよね(苦笑)。





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サブウーファーを FOSTEX PM-SUB8 へ変更 [AV機器]

1月中旬にサブウーファーをONKYO製ホームシアター入門セットのBASE-V20HDを買った時に付属していた SWA-V20HD から FOSTEX PM-SUB8 へ変更しました。

サブウーファーの買い換え自体は以前から考えていました。これまでAVアンプをNR-365へ入れ替えつつ10年程使って来ましたが、SWA-V20HDはパッシブ型のサブウーファーでした。現行の中~上位のAVアンプではサブウーファーはPRE OUTから出力してアンプ内蔵のアクティブ型サブウーファーを鳴らすというのがほとんどで、パッシブ型を採用しているのは入門クラスのAVアンプくらいになっています。このためシステムを入れ替えようとすると足枷になってしまいかねないので先に買い換えておくことにしたわけです。

買い換えに当たっては DALI の SUB E9F YAMAHA の NS-SW300 SONY の SA-CS9 ONKYO の SL-A251 なども検討しましたが、バスレフ方式がほとんどの中で密閉型でコンパクトな点とちょうど純正スピーカー・テーブル(ST8)がセットになって安くなっていた事もあって PM-SUB8に決めました。

主な仕様
● 再生周波数特性 /30Hz~250Hz(-10dB)
● クロスオーバー /50~ 150Hz
● 型式      /密閉型 20cm コーン型
● アンプ部最大出力/80W
● 消費電力    /通常時:約30W スタンバイ時:0.5W以下
● 外形寸法    /280(W)x300(H)x275(D) mm
● 本体質量    /約8.1kg

2mの電源コードと1.5mのステレオRCAケーブルが付属していました。

pms8-1a.jpg電源スイッチやボリュームなどの操作パネルは全て背面です。
入力端子はRCA端子以外にフォーンジャックも用意されていました。楽器などの接続も考えられているのでしょうか。
クロスオーバーの調節は決めてしまえばそれ程いじることは無いので問題ないとは思いますが、ボリュームと電源スイッチはやはりちょっと弄りにくいですね。オートスタンバイ機能はあるのですが信号の入力レベルに反応するので夜間などで使いたくない時にも起動してしまったり逆に静かな状態が続いて切れてしまったりする事があります。何か手元でその辺りの調節ができるような物は無いかと探してみると同じFOSTEXから PC-1e というボリューム・コントローラーが発売されていました。これを使って入力信号レベルを調節できるようにしてやれば不必要な時にサブウーファーが起動するのを防いだり手元で音量調節もできるようになりそうなのでそのうち購入してみようと思います。


セットになっていたスピーカー・テーブル(ST8)は組み立て式です。パーツをねじ込んでいくだけなのでドライバーなどは必要ありませんでした。ちょうど直径が同じだったので audio-technica の AT6098 をスピーカー・テーブル上部の脚とサブウーファーの間に入れてやることにしました。

pms8-2a.jpg操作パネルが背面にあるので前面はすっきりした外観です。
NR-365 の Subwoofer Preout から繋いだだけではあまり音量が出ずアレッ?と思いましたが、NR-365 の Audyssey で測定し直してやると信号レベルが補正されてちゃんと音が出るようになりました。鳴らそうと思えばそれこそ家が揺れるくらいの音が出ます。その後スピーカー距離などを手動で微調整してから色々試してみた結果、フェイズ(位相)は 0°、クロスオーバーはできるだけフロントスピーカーに仕事を任せたかったので 60Hz 辺りとすることで落ち着きました。特に音の繋がりに違和感を感じるようなこともなくベース、ドラムなどの低音を上手く補ってくれているようです。
今はフローリングの床にスピーカースタンドを直置きしていますが、脚を伝っていくらか振動が床に伝わっているようなのでスタンド下にも何かボードを入れるかどうか考え中です。


これでスピーカーの入れ替えは一段落。サラウンドスピーカーは ONKYO の D-108M のままですがこれはしばらくこのままでいいかな。音楽を聴く時にも使いたかったのでサブウーファーのボリュームは控えめにしていますが、単にズンドコ鳴るだけでなくきっちり低音部の音階も聞こえてくるので音の厚みが増したようです。LFE(Low Frequency Effect)の効いた映画を観る時の迫力は今までの比ではないですね。



(関連記事)
   ⇒⇒⇒ サブウーファーの音量を手元で調節できるように FOSTEX のボリューム・コントローラーを       入れてみました。




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ONKYO のハイレゾ対応イヤホン「E700M」を購入。 [AV機器]

ランニングに出かける時は Powerbeats3 を、外出する時は beatsx とイヤホンはBluetoothのものを使っているのですが、家で使うのにやはり有線のイヤホンも欲しかったので ONKYO E700M というハイレゾ対応イヤホンを昨年の11月下旬に購入しました。数ヶ月使ってみた感想などを書いてみようと思います。

これまではエレコムのEPH-CH1000を使っていたのですが、右側ドライバの音の出が極端に小さくなってしまったので買い換えです。2年ほど使い続けてきたものの実は装着感とケーブルの絡みつきの酷さが気に入らなかったのでようやく買い換えできてやれやれです。購入にあたっては予算目処を1万円程度として SONY の MDR-EX750AP やその後継機の IER-H500A、若干予算オーバーにはなりますが RHA の MA750 なども候補にしていましたが、結局評判と価格などから E700M に決定しました。

e700m-1b.jpg
      【主な仕様】
● 形式:カナル型セミオープン
● ドライバーユニット:Φ 13.5 mm
● ハウジング:アルミ製
● 再生周波数:6Hz-40,000Hz
● 感度:108dB/Mw
● インピーダンス:32Ω
● 最大入力 :30mW
● 本体質量:18 g

プラグ部分は Φ3.5mm の4極ステレオミニプラグでストレート型(L字型コネクタでは無い)です。また、コントロールユニットにはマイクとリモコンが搭載されています。
しっかりして高級感のあるパッケージは蓋に仕込まれた磁石でカチッと閉まるようになっていたりもしてなかなかコストが掛かかっているなという印象を受けました。
販売開始は2015年の11月、保証期間は1年間です。

イヤーピースはシリコン製のものが3サイズとコンプライの低反発ポリウレタン製のものが1ペアの4種類から選ぶことができます。付属の専用ポーチはがま口のようにパカッと開くタイプで使い勝手はまずまずです。
オンキヨーはギターで有名な米国の楽器メーカーであるGibson社と資本・業務提携しているのですが、パッケージ下部にもGibsonの名前が記されているとおりこのイヤホンにもGibson社の技術も採用されているようです。尚、Gibson傘下にはティアックが居たりもします。

e700m-2b.jpg

☆ デザイン
   アルミ製のハウジングが高級感を醸し出しています。白と黒の2種類が用意されていてどちらも甲乙付
   けがたいですが、在庫状況を見ていると黒の方がやや人気のようです。
   かなり割高にはなってしまいますが、オリジナルパッケージとハウジングに刻印のされた本体がセット
   にされたアーティストやアニメキャラクターとコラボした限定モデルも色々展開されているので気に
   入ったものがある方は狙ってみるのも良いかも知れません。

☆ 装着感
   コンプライのイヤーピースはさすがですね。旅行用の耳栓などと同じ感じで、指先で小さく纏めて耳の
   中に入れるとゆっくり自分の耳の形に広がっていくタイプなので人気があるのも納得の装着感です。た
   だ、コンプライのイヤーピースは毎日使っているとおおよそ3ヶ月程度でかなりへたってくるようなの
   で定期的に買い換えてやる必要があります。交換にはコンプライの200シリーズが適合するようですが
   だいたい3ペアで2~4,000円と価値には見合っているとは思いますが安くはないです。
   なので私はシリコン製のイヤーピースの方で常用していますが、こちらもポロッと外れたりするわけで
   もなくしっかり耳にフィットして良好な装着感を得られています。

☆ 操作性
   リモコンのボタンは大きめで押しやすいので操作性は悪くありませんが、せっかくリモコンが付いてい
   るならボリュームの調節機能も欲しかったなと思います。スイッチ1度押しで再生開始/ストップ、2
   度押しで次曲へのスキップ、3度押しで前曲へのスキップが可能です。

☆ 音質
   使い始めは低音が出ずシャリシャリした感じでアレッ?と思いましたが、使っているうちに高音部が落
   ち着いてきて心地よい低音も出るようになってきました。価格帯も違うので当然と言えば当然でしょう
   がEPH-CH1000に比して情報量が断然多い印象を受けました。定位や分離具合も良好で変な強調のな
   い豊かで自然な聴き心地を得られると思います。色々聴いてみましたがボーカルの伸びもいいですね。
   セミオープンタイプなので音漏れはそれなりです。E700Mはある程度の音量で鳴らした方がいい音が
   出るようですが電車などで使う場合は音量の上げすぎには注意した方がいいでしょう。
   ケーブルのタッチノイズは低めの音で私はあまり気になりませんでした。
   現在の販売価格を考えれば相当お買い得感が得られるのではないでしょうか。

e700m-3b.jpg以前使っていたエレコムのイヤホンはとにかくケーブルの巻き癖と絡みつきが酷かったのですが、e700mはこのようにケーブルはツイストされたものになっていて、やや固めですが変な癖も付きにくく絡みにくい方だと思います。
気になる点としてはイヤホン本体部分・プラグ部分ともに付け根辺りの補強があまりされていないような感じを受けるので断線が少し心配です。
また、プラグがL字型ではなくストレート型なのでスマホやDAPに繋げてポケットに入れておく場合などはちょっと気を遣った方がいいかも知れません。

発売から2年経った今も未だに品薄傾向が続いている模様で、入荷しても早くに品切れになってしまう店舗も多いようです。ただ、ONKYO製品全般に言えることですが発売開始時点からの価格の下落がかなり激しいですね。販売店側の要求が厳しいのか評価も上々で品薄が続いているのに価格はどんどん下がっていくというよく分からない状態になっています。高品質の製品を安価に入手できるのは購入する側としてはとてもありがたいのですが、国内でオーディオ機器を設計・販売しているメーカーも随分減ってしまいましたし、きちんと利益を出して末永く良い製品を作り続けて欲しいと思います。

しかしこれ、使い込んでいくにつれポータブルヘッドホンアンプも試してみたくなってきてしまいますね・・・。困ったな(笑)。


ONKYO E700M イヤホン カナル型/ハイレゾ対応 ブラック E700MB 【国内正規品】

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  • 出版社/メーカー: オンキヨー
  • メディア: エレクトロニクス


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